
どうも鹿田です。
今日ご紹介する一冊は寺田昌嗣氏の新刊。
『フォーカス・リーディング』
読書好きなら、思わず手にとってしまいそうなタイトル(笑)
「多読」「速読」「精読」
そんなことは、関係ありません。
本書に書かれているのは「読書の本質」です!
◆フォーカス・リーディング
巷には…
「多読」が素晴らしい!
いやいや…
「速読」こそ一番だ!
そんなことはない…
「精読」が一番身に付く!
様々なご意見がありますが・・・
鹿田的には「多読」「速読」「精読」も、特に関係ありません(笑)
この本は「速読」をテーマにしていると思われがちですが・・・
(著者が「速読講座」を主催していることもあり)
そんなことはありません。
この本に書かれているのは「読書の本質」そのものです。
◆本のコンテンツ力
この本を読んで一番最初に感動したのは、「本のコンテンツ力」を式に変換していたところです。
本のコンテンツ力 = 著者の力 × あなたの経験値
いかに素晴らしい本であっても、
「受け手」である読者(あなた)の経験値で、本の価値は変わるということを表しています。
同じ本でも、受け手によって評価が違うのはこのため
と著者も述べられています。
本からの学び(リターン)を最大限にするためには、受け手である「あなた」の経験値を日ごろから高めていく必要があるのです。
それなくして、読書だけで「自分の価値を高める」ということは非常に困難なことなのです。
また…
著者はこんなことも書いています。
同じ人でも時間が経ってから読み直すと違う価値をもって響いてくるのも、そのため
受け手の経験値があがれば、どんな本でも新しい学びが得られるはずです。
読書のからの学びを最大限にするためには、
日ごろの実生活の経験・体験・学びを決して疎かにしないことが大切なのです。
◆気になるフレーズ【鹿田メモ】
どうせ書くなら自分の意見を書け
もし、メモしなければならないことがあるとしたら、それは本に書いてある言葉ではなく、読み解く過程で自分が考えたこと。
あなた自身の意見です。
本に書いてある言葉 → また確認できる
その瞬間の思考 → 時間が経つとすぐに再会できなくなる
鹿田は自分の意見を本に書き込む前に、ブログに書くタイプです(笑)
実は、この本も読みながら書評を書いているところ。
書評を書く手順としては・・・
@本をさっと読む(全体をつかむ)
Aしばらく放置して、自分の頭で反芻させる
(その間に買い物したり、他の本を読んだりしてます)
Bもう一度本を開いて、読みながら自分の意見を「メモ帳」に書いていく
これを加筆・編集したものをブログにアップしてます。
よく鹿田の書評は「書評」ではなく「意見」(フィルター)だと言われますが、それもこの書き方の影響もあるかもしれません。
目指すべきは、
著者の主張を縮小コピーさせたような金太郎飴ではなく、
あなたの意志と妄想で大胆にデフォルメされたフィギュアです。
アキバで人気のフィギュアの魅力も、
製作者の妄想が、わかりやすく表現されているところにあるのです。
書評ブログも全く同じです。
アマゾンから「著者略歴」「目次」「内容の要約」だけの書評ブログも見かけますが・・・
それは「本の縮小コピー」をしたに過ぎないのです。
寺田氏に言わせれば「金太郎飴」ですね。
そこから一歩抜け出すのであれば・・・
「自分の意見」「考え」を本を用いて、大胆に書き綴ればいいと思うのです。
自分の為の読書なのですから、徹底的にわがままに、自分の意志を貫きましょう。
まさしく、その通りです。
ぜひ、アキバへ行ってフィギュアを見て「製作者の妄想」を感じましょう!
そこに「共感」できれば、私はそのフィギュアを買うだけです。
書評ブログも「製作者」の「意志」に、
共感できれば「読者」も「購読」してくれます。
これは書評ブログに限らず、
あらゆるブログ、個人の趣向に通じるものだと思います。
********
本書は「理論編」「鍛錬編」「実践編」に分かれていますが、
今回の記事では「鍛錬編」についての言及が一切無いですね。
それはご愛嬌ということで、お許しください(笑)
そういえば、著者の寺田氏が土井英司氏のセミナーで講演をされるそうです。
「最強の自分マーケティング11」
http://eliesbook.co.jp/archives/81
偶然にも、丁度今お知らせが来ましたの、合わせてご紹介でした。
「読書の本質」をぜひ、本書から学び取ってください。
オススメです!

タグ:フォーカス・リーディング 寺田昌嗣


![BIG tomorrow (ビッグ・トゥモロウ) 2009年 07月号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/61mtePCa3YL._SL75_.jpg)






















-170.jpg)
はじめまして。著者の寺田です。
この度は丁寧なレビューありがとうございました。
きっと反論、ツッコミを入れたい部分も多々あったでしょうが、「共感」という部分でお書きくださったようで、ありがとうございます。(^^;
鹿田様の書評、ご意見から逆に、いろいろ学ばせていただいた感じもございます。これも、ご自身のスタンスを明確にした上で、そのフィルターを通して発信していらっしゃるからこそ、ですね。
いつかぜひ、ツッコミ編を期待しております。(このブログでは登場しませんかね。^^;)
では、突然の書き込み、失礼いたしました。
ありがとうございました。
●●
はじめまして。
コメントありがとうございます。
鹿田尚樹です。
>いつかぜひ、ツッコミ編を期待しております。
(笑)
不思議とあまり「ツッコミ」がなかったんですよ。
「刺さる言葉」>「ツッコミ」
「刺さる言葉」のほうが多かったんで、ツッコミを入れる暇すらなかったという(汗)
素晴らしい本をありがとうございました。