
どうも鹿田です。
今日の一冊は小宮一慶氏の最新刊。
『ビジネスマンのための「読書力」養成講座』
サブタイトルは「小宮流 頭をよくする読書法」
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速読だけじゃムダ!
本は頭をよくするために読め!
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学びの主体が「読書」という方には価値ある1冊。
「速読」という「毒薬」に犯されないための必読書
◆ビジネスマンのための「読書力」養成講座』@小宮一慶
経営コンサルタントであり、現在は年間に数冊の書籍を
出版される執筆家としても著名な、
小宮一慶氏の「読書法」を説いた1冊です。
「読書は、最高の勉強法」でありながら、
「読書の仕方」は個々人でそれぞれのやり方が存在します。
最近でも改めて「速読」が注目されていますが、
本書では著者自身の「読書体験」から、速読だけに留まらない、
「本当に自分の頭を良くするための読書」を綴っている1冊です。
「小宮流 目的別5つの読書法」では・・・
@速読
A通読(レベル1)
B通読(レベル2)
C熟読
D重読
読書を「速さ」ではなく、「目的」にフォーカスして使い分けることを
具体的に読んだ本を列挙しながら紹介している点に、注目です。
個人的にも好きで読書をし、書評の為にも本を読んでいる鹿田が
読んでも「そうそう。なるほどなぁ」と納得する点が多い、
「読書のツボ」があらゆるところに散りばめられています。
本書の中でも、特に印象深かったのは・・・
読み手と書き手の論理レベルが違うと、読むのに時間がかかる
昨日の書評で、小飼弾氏の書籍を紹介した際の一文に・・・
ただ「弾言」は本当に予想外のところに話が飛んでいきます。
小飼弾氏の「脳内リンク」の広さに耐えうる「脳内リンク」を
持ち合わせない鹿田にとっては「ついていくのすら、やっと」という
状況で読みました。
(『弾言』@小飼弾・山路達也 9月24日記事)
ということを書きました。
実は、これは小飼弾氏と鹿田尚樹の、
「思考レベルの違い」「読書による蓄積の違い」が、
「ついていくのすら、やっと」という状況を生み出していたのですが、
小宮さんのこの一文を読んだときに、「やっぱりそうだよなぁ」と、
すっと「腹に落ちてきた」感覚を得ました。
「経験」の量によって、同じ本からも「学べることが違う」ように、
「著者」と「読者」の思考レベルの違いもまた、「読書」から得る学びを
考えるときに必要なところですね。
情報の価値は「受け手」で決まる
どんな素晴らしい情報でも、受け手にその「器」がなければ、
その価値ある情報を受け取れない。
そういうことですね。
貴重な時間とお金という「資源」を費やす読書に対して、
本当に身に付く読書とはどういうものかを指南してくれるのが、
本書『ビジネスマンのための「読書力」養成講座』です。
学びの主体が「読書」という方には価値ある1冊。
「速読」という「毒薬」に犯されないための必読書。
ぜひ、読んでみてください!
◆快読のワンフレーズ
・ポイントは「 WHAT → WHY → HOW 」
現象(WHAT)を死って、その理由(WHY)を考え、それを自分の仕事や人生にどのように生かすか(HOW)を、本を読むことで身に付ける
・良いテキストとめぐり合うことが大事
・良い本というのは、それを読む過程自体で、知識や感動を与えるとともに、読み手の読書力を向上させる
・読書法は、「速さ」ではなくて、「目的」で使い分ける
→速読と通読、熟読、重読
・読み手と書き手の論理レベルが違うと、読むのに時間がかかる
・失敗にはいろいろなパターンがあるが、成功はワンパターン
・最初から、本質に迫るべき
・経営のために心理学を学ぶことは必須
・経営の本質とは・・・
「方向付け」「資源の最適配分」「ヒトを動かす」の3つ
・ビジネスというのは、経済学と心理学
・インプットは、アウトプットをともなうことによって、飛躍的に上がる
ビジネスマンのための「読書力」養成講座
posted with amazlet at 08.09.25
小宮 一慶
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【目次】
はじめに
読書は、最高の勉強法!
実は、まったくの読書音痴だった!
法律学の教科書で、「熟読勉強法」を体得!
よいテキストを選び、「熟読法」をマスターすれば、独学も可能!
「読書力」を鍛えれば、頭はどんどん良くなる!
書くことも、「読書力」を鍛える
読む本を選ぶことが重要
読書法は、「速さ」ではなくて、「目的」で使い分ける!
小宮流四つの読書法
1 速読
速読では、頭は良くならない
速読は知識を短時間で得るための読書
毎週千ページ以上のリーディングアサインメントで見つけた速読法
速読とは、要点の拾い読み!
ケーススタディの速読は、数字や固有名詞に注目!
キーワードに印をつけながら読む
こんなときにも、速読が必要!
新聞で速読の練習をする
「速読力」を鍛える方法
新聞・雑誌の小宮流ファイリング術
速読するには、ベースとなる知識が必要
速読したい人のためのまとめ
2 通読レベル1
最初から最後まで読むのが通読
仮説を持って読む
経験を増やす
時間をかけずに、いい本をどんどん読む
経営全般については一流の経営者の一般向けの本を
マーケティングについては、実践的な本を楽しみながら読む
会計は、まず入門書を読んで、勘をつかむ
ヒューマンリソース・マネジメントについては、ストーリー仕立てのもので楽しむ
経済も入門書で基礎を学ぶ
投資本も本物を読む
ビジネス書としても読める小説を楽しむ
中身のロジックの重さで、読み方を使い分ける
3 通読レベル2
論理的思考力を高め、頭を良くする通読レベル2の読書法
一流の学者の本で、経済の本質をつかむ
仮説をもって、ピーター・ドラッカーを読み、経営の本質を学ぶ
成功したければ成功者に学べ
戦争の戦略論から、ビジネスの戦略の本質を学ぶ
社会科学に絶対性はない
世界の成功者から経営の仕事の本質を学ぶ
古典的名著で、経営理念の大切さを学ぶ
マーケティングの基本を古典的名著から学ぶ
会計は、細部にはまり込まずに、本質をとらえられる本を読む
ヒューマンリソース・マネジメントも本質に迫る本を
経営のために心理学を学ぶことは必須
使える英語を学ぶ
むずかしい本にも慣れる
原書のほうがかえって分かりやすい場合もある
通読レベル1も2も、移動時間に読む
通読レベル1と2はこうして使い分ける!
まとめ
4 熟読
これが、頭を良くする読書法!
きっちり理解するとはどういうことか?
リファランスを参照しながら読む!
必要なところだけ読む
観念的な本より論理的な本が向く
三十時間で成果が出る!
その分野の第一人者が書いた入門書と専門書を往復する
モティベーション継続の秘訣 いまの仕事に直接関係する分野から始める
短時間の間に一字一句読み込む特殊な熟読もある
熟読のまとめ
5 重読
人間としての成長を促す本は重読で
百回以上は読んだ『菜根譚』と安岡先生の『論語の活学』
いつも手元に置きたい一流経営者の教え
重読のまとめ
6 読書力を高める八つのポイント
1 いつどこで読むのか?
2 用意するもの
3 体調のよいときに読む
4 毎日読む
5 読書力を高める最速の方法とは?
6 読書で、実務と理論をつなげる
7 行き詰まったときがチャンス!
8 書く習慣を持つ
7 本書で紹介した小宮式読書法別推薦書籍一覧
あとがき


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