出版は個人にとってのIPO
『レバレッジ人脈術』本田直之
「個人×ブランド化」時代に、
サラリーマンでも「自分をブランド化」する方法。
それが「出版」です。
このシリーズも第4回目です!
今回も、サラリーマンでありながら出版を実現する方法を編集者の方に、インタビューをしてきました。
『サラリーマンが出版するための100の方法』vol.04です。
その第4回目の方は・・・
村上式シンプル英語勉強法―使える英語を、本気で身につける
誰でもラクに美しく泳げる カンタン・スイミング―効率的に泳ぐトータル・イマージョン(TI)スイム・メソッド
大学2年で社長になるということ
できる人ほど、よく眠る。―成功する59の眠り方
絶対内定2010―自己分析とキャリアデザインの描き方
もっとわがままになれ!
経済学思考の技術 ― 論理・経済理論・データを使って考える
と数々のベストセラーを生み出した・・・
ダイヤモンド社編集部の和田史子氏です。
ということで、いってみましょう!
■THE・インタビュー:
鹿田:
和田さん。今日は宜しくお願いします
和田氏
「こちらこそ、お願いします」
◆「応援したくなる人」
鹿田:
最近はサラリーマンでも出版を目指す方が多くなってきましたが、
和田さんが「応援したくなる」ような方はどんな方ですか?
和田氏
「まずは、強い思いを持っている人ですね」
「最初に、出版を目指している方にいうのも悪いのですが・・・」
「出版って、正直(書き手さんにとって)儲からないと思うんです」
「儲からないし、時間もかかるし、手間もかかるし、公に対する責任も生まれますし、とにかく大変になると思うんですね」
鹿田:
はい
和田氏
「それで、お金が欲しいとか、功名心とか、自分のためにする行為としては、とても割が合わないと思うので」
「だから、だれかのために書きたいとか、貢献したいという強い思いが必要になると思うのです」
鹿田:
儲からない・・・そうなんですか?
和田氏
「そうですね」
「たとえば、『本を出すことで、自分自身をPRしたい!』と思ったら自費出版のほうがいいと思います」
「自由が利きますし、もっと言えば、自社で小冊子を作ったりして、ホームページ上で売る方が効率がいいかもしれませんね」
「やはり、わざわざパブリックな場で本を出版するというのは、それなりの強い思いが必要になってくると思っています」
鹿田:
なるほど
他にもありますか?
和田氏
「2つめは読者にとってのメリットですね」
「読者の方にとっては、ビジネス書は消費じゃなくて、投資だと考えています」
「1200円とか1500円、いやそれ以上のリターンが期待されますよね」
「投資効果といいますか」
「そういった明確なメリットを提供できることが必要だと思います」
鹿田:
明確なメリット・・・ですね
和田氏
「そうですね、この本を読めばモチベーションが上がって仕事の効率が10倍アップする!とか、お金が○○○万円殖える!も明確なメリットだと思います」
鹿田:
なるほど
3つ目はなんでしょうか?
和田氏
「3つ目は、読者が共感できる人であることです」
「書いている内容もそうですし、書いているその人自身に共感できるか、両面あると思います」
「マネーの本であれば、そのやり方に対する共感、自己啓発であれば、その人そのものの生き方も含めた共感とか」
「そういった何かがあれば、こちらも応援したくなりますよね」
鹿田:
人(著者)と内容(コンテンツ)に共感できることですね。
なるほど
和田氏
「今挙げた3点がメインですが・・・」
鹿田:
はい
和田氏
「あえていえば・・・根気がある人、諦めない人」
「これはオマケです(笑)」
鹿田:
オマケなんですか(笑)
和田氏
「本を書くというのは、根気がいる作業なので、諦めない人ですね」
鹿田:
本を書いて、「諦めちゃう人」もいるんですか?
和田氏
「いますねぇ」
「たとえば、こういう形の企画は今は難しいかもしれない、と言った時に・・・」
「そのまま引き返す人」
「時期を見てもう一度出しますという人」
「今の時期やニーズに合わせて企画をこうアレンジしますという人」
「3パターンいるんですね」
「そうやって、時期を見る、読者ニーズを探りながらアレンジするというのもチャンスだと思います」
「諦めることは、そこで終わってしまいますから」
鹿田:
諦めてしまうのは、もったいないですね
和田氏
「ゴリ押しやしつこいのと、諦めないというのは似て非なりですからね」
「編集者や、版元との相性もありますので、ぜひ出版を目指すなら諦めないことが大切だと思います」
◆「著者になるために必要なもの」
鹿田:
それでは、次のテーマに!
著者になるために必要なもの、これはいかがですか?
和田氏
「1つ目は、書き手のオリジナリティ」
鹿田:
オリジナリティですか
和田氏
「オリジナリティは、大きく分けると3つあると思います」
「1つは、キャラ(個性)ですね」
「2つ目は、キャリア・経験」
「3つ目は、切り口・視点ですね」
鹿田:
これは貴重なところですね
和田氏
「キャラ(個性)というのは、個人のスペックも含めてのことです。女性の視点というのもひとつのキャラだと思いますし」
「今日、オススメ本としてもってきたのは渋井真帆さんの『新版 あなたを変える「稼ぎ力」養成講座 決算書読みこなし編』というのを持ってきたのですが・・・」
鹿田:
お、ありがとうございます
和田氏
「たとえば、この本であれば『稼ぎ力』という切り口で、自らが稼げる力を養うために決算書の見方を身につけましょうという切り口もオリジナリティがあります。また、女性で柔らかい物腰で、少し憧れもありながら、共感も得られるとい点もいいですね」
「それから、大学の時には簿記が苦手だった渋井さんが、銀行勤めを経てマネーやキャリア等のカリスマ講師になっていったというエピソードも親しみを覚えますよね」
鹿田:
なるほどですね
では、2つ目はどうですか?
和田氏
「2つ目は、覚悟ですね」
「これは、ディスカヴァー21の千葉正幸さんもお話されていたと思いますが、本業との両立や、時間とお金も取られますし、色々な意味で覚悟が必要になると思います」
「もしかしたら、本ばかり書いていると奥さんに怒られるかもしれないし(笑)」
鹿田:
夫婦間トラブルはまずいですね(汗)
鹿田も今後の参考に・・・
和田氏
「他にも必ず出てくるのが、『賛成の反対』の人たち」
「みんなが賛成だから、ボク反対!という人が出てきます。嫉妬を含め、これは仕方ないと思いますが」
「反対意見にも、大人として対峙できる覚悟も必要になると思います」
鹿田:
『賛成の反対』の人たち、心あたりが・・・(汗)
和田氏
「アマゾンのレビューで、誹謗・中傷めいたことを書く人もいますよね」
「そういうことも、起こりうるということで覚悟していただくと」
鹿田:
実際に書かれたらツライですよねぇ
和田氏
「私の担当著者の方も、落ち込んでいる人がいますが」
「ただ出版をして売れれば売れるほど、反対意見や批判的な意見がどうしても出てくるのですが、これは多くの人たちの間で、本が健全に評価されはじめたということでいいことだと思います」
鹿田:
なるほど
他にもありますか?
和田氏
「これはオマケ的ですが・・・」
鹿田:
オマケ多いですね(笑)
和田氏
「本当に書籍である必要があるのか」
「本を出す際に、もう一度考えていただきたければと思います」
「ネット配信でダイレクトに伝えることもありますし」
「セミナーでFace to Faceで伝える手段もありますし」
「本当に書籍がベストな選択なのかな、ということを思い返してみるといいと思います」
◆「サラリーマンが出版する秘訣」
鹿田:
最後にですね、出版をするための秘訣みたいなものがあればお願いします
和田氏
「これは、みなさんも言われていることだと思いますが・・・」
「ブログとか、メルマガとか、ご自身が何らかの形で情報を発信してみることだと思います」
鹿田:
情報発信ですね
和田氏
「ただ、情報発信するだけではなくて、その結果を数値化することも大切だと思います」
「数値化して、編集者に説明できることも重要だと思います」
鹿田:
たとえば、どんな数値化がありますか
和田氏
「発行部数や、アクセス数とか、セミナーに何人集まったとか」
「それからブログランキングもそうですね」
「ただ漠然と発信するだけではなくて、そういう数値化も意識するといいと思います」
「編集者にも明確に提示できる数字があると便利ですよ」
鹿田:
数値化ですね、鹿田も参考にさせていただきます!
今日は本当に貴重なお話をたくさんしていただき、
ありがとうございました!
和田氏
「ありがとうございました」
◆「まとめ」
【著者に求めること】
@強い思い(私心なき思い)
A読者にメリットを提供できること
B読者が共感できる「人」「内容」を持っていること
C根気があること、諦めないこと
【著者になるために必要なもの】
@書き手のオリジナリティ
・キャラ(個性)
・キャリア、経験
・切り口、視点(その人独自のフィルター)
A覚悟
B本当に書籍でいいのか、再確認すること
【サラリーマンが出版する秘訣】
@情報発信(ブログ・メディア)
A情報発信の結果を「数値化」する
**********************
インタビューを終えて・・・
今回は「初」の女性編集者へのインタビューという事で、
今までと違う「緊張感」がありました(笑)
「たまごかけごはんパワーランチ」をしながらのインタビューでしたが、
食後は「相当な隠れっぷり」で誰も見つけられないであろう、
和田さん一押しのアイスクリーム屋さんに連れていっていただき、
食後のデザートも堪能してまいりました(美味)
(こんなに旨いたまごかけご飯は初めてでした!)
(ちなみに1000円です!)
インタビューでは全部書ききれていないのですが、
他にもかなり面白いお話をしてくださった和田さん。
・出版に「人脈」はなくてもいい
・「悲観派」と「楽観派」でみる編集者のタイプ
・「だれだれさんの紹介」のメリットと弊害
といった「出版」や「編集」に関わることもや・・・
和田さんの「パーソナリティ」を物語るお話も多々。
・強い人になれる本を創りたい!
・少年時代から競争に晒されている「団塊世代」の、叡智を残していきたい
・結果だけでなく、過程が楽しい勉強になる
などなど、素晴らしいお話をお聞かせいただきました。
それからもう1つ・・・
和田さんは
・告白されるより、告白したい!
タイプということを、教えていただきました。
(これは、必読です・笑)
恋愛・・・ではなく、編集者として、
口説きたい人には・・・
「自分からダイレクトに告白しに行きます!」ということでした。
このあたりがベストセラーを生み出す、
和田さんの「行動力」の素晴らしさですね。
ということで、鹿田も和田さんからの「告白待ち」ということで、
毎日「情報発信」と「数値化」を実行していきたいと思います(汗)
また素晴らしいノートも持参で
お話いただいた和田さんに感謝です!
このノートの完成度は「漫画家ばり」の完成度の高さ。
額に入れて飾らせていただきます(笑)
ということで、今回は初めての女性編集者インタビュー、
ダイヤモンド社編集部・和田史子さんのインタビューでした!







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かなり面白かったです。
これをブログに載っけてしまうなんて
鹿田さんもふとっぱらだなぁと
思いました。
天下のダイヤさんの
エース編集者さんの言葉には
やはり重みがありますね。
滝さん、千葉さん、和田さん
と共通するご意見も多く、
そのあたりは絶対に忘れてはいけないことですね。
いつか鹿田さんとお話できることを
楽しみにしております^^♪
本当に勉強になりました。
ありがとうございました!
>これをブログに載っけてしまうなんて
>鹿田さんもふとっぱらだなぁと
>思いました。
ありがとうございます。
「太っ腹」は記事だけでいいのですが、最近はリアルにお腹も「太っ腹」になってきているのが、心配の種です(汗)
・チビタマさん
コメントありがとうございます。
>滝さん、千葉さん、和田さん
>と共通するご意見も多く、
>そのあたりは絶対に忘れてはいけないことですね。
原理原則というのは、あまり変わらない、というのと似ていますね。
3人合わせてお話を聞くと、輪郭がぼんやりと見えてくるものですね。
・荒濱さん
コメントありがとうございます。
荒濱さんは「記事」にというよりも、和田さんに興味あり、かもしれませんね(笑)
コメントありがとうございました!