2008年11月28日

『アンガー・マネジメント』@安藤俊介

アンガー・マネジメント―アメリカ・エグゼクティブの間で爆発的に普及! イライラ、ムカムカを一瞬で変える技

どうも鹿田です。

今日ご紹介する1冊は・・・安藤俊介さんの1冊。
『アンガー・マネジメント』@安藤俊介


「怒り」


・・・みなさん、最近ってますか?


鹿田は・・・この年齢になって・・・

「鹿ちゃん丸くなったね」と・・・昔の友人に言われております(笑)


しかし・・・

実は・・・まだまだ「怒らないといけない」と自分では思っています。

・怒ることで「自分らしさ」がわかる
・管理職になる前に「怒り方」を学んでおく
・自分が「何」に怒り、「何」を信じているのか



「怒り」というのは、人間の本質的なところにある感情なので、自分を知る上ではとても重要な「感情」なのです。

鹿田が20代のうちにしておきたいことが・・・

・自分に投資をすること
・自分を知り尽くすこと


この2つです。


「自分を知り尽くす」

その中でも「怒り」をこれほどまでに、わかりやすく紹介してくれる本はなかったので、とても勉強になりました。

「怒り」は自分を知る重要な「感情」です。

ということで、本書から「怒り」の構造と、対処法を学んでいきましょう!


続きは↓【「コアビリーフ」と「トリガー思考」】


『アンガー・マネジメント』@安藤俊介


本書は「アンガー・マネジメント」の手法を世界中で指導している著者が「いかに、怒りを管理するか」ということを、怒りの構造とその対処法をまとめた1冊。

「怒り」に焦点を当てた本って・・・

そういえば、あまりないですよね。


鹿田は・・・

「この1冊は11月の月間MVPだな」と思ったフレーズがあります。
(「月間MVP」なんて制度があったんですね・笑)


「コアビリーフ」

という概念を得られたことが一番の理由です。
「コアビリーフ」
・・・私たちが普段信じているもの、判断の基準にしているものをアンガーマネジメントでは「コアビリーフ」と呼ぶ

本書では・・・

コアビリーフは価値観の辞書

本人にとっては、自分が信じているコアビリーフが唯一の真実で、一番正しいこと

ということで紹介されておりますが・・・



・・・で


鹿田は思ったのです。


全てのコミュニケーションの鍵は・・・


「コアビリーフ」にあるな!と。


コミュニケーションとは・・・

「相手に動いてもらう」という目的の為にあるのですが・・・

「相手のコアビリーフ」を知ることが・・・

「コミュニケーション」には必要不可欠

何に価値を感じ、
何に怒りを感じ、
何に喜びを感じるのか。

その原点は・・・

自分の過去の体験であったり、経験・・・つまりそれによって生まれた「信念」。
これが「コアビリーフ」なのだと思います。


そういえば・・・

鹿田が直近で一番ったこと(笑)


部下に仕事を教えました・・・彼は教わったあと無言で立ち去りました。
(多少、表現を変えております)

・・・で、「オイ待て、コラ!」と(笑)


「人が丁寧に教えたのに、礼の一言もないとは何事か」と。

ま・・・怒ったわけですが(笑)


鹿田の「コアビリーフ」としては・・・

「モノを教わったら、お礼を言う」

という信念があるわけですね。

これは恐らく幼少期の体験と、高校の部活動「野球部」での体験が大いに影響を与えているのだと思うのですが・・・

怒った結果はともかくとして・・・(汗)


この時に2つの教訓を得たわけです。


@起こる前に彼の「コアビリーフ」を聞いておくべきだったかもしれない、ということ。
(「今まで、何か教わった時にお礼とか言ってた?」とか)

A鹿田の「コアビリーフ」の1つを知れたこと


彼には今後「こうして欲しい」と思って怒ったわけですが・・・

言い方によっては「険悪」になるだけ。

そこで・・・

彼のコアビリーフを聞いておくことも必要だったかなと。
(怒る前に・・・汗)


もう1つは・・・

「モノを教わったら、お礼を言う」

という自分のコアビリーフの1つが知れたこと。

この1つを知ると・・・

「そういえば、鹿田の信念は高校野球の部活動の影響を受けていることが多いな」

と・・・他にもいくつか浮かんできました。

たとえば・・・

年齢が上の方には「さん」づけする

社会に出ると、職場で後から入ってきた年上の方に「くん」づけしたり、「タメ口」聞くシーンって結構あると思いますが・・・

高校時代から「先輩絶対主義」「服従主義」で育った鹿田には、あり得ないこと。

これも「コアビリーフ」ですなぁ。


他にも・・・

・両親は、馬鹿にしてはいけない
・親は、子供に厳しくなくてはいけない
・列(大衆の集う場所)は静かに並ばなければいけない


これも、当たり前だと思っていたのですが・・・

鹿田は母親に逆らうと・・・「ご飯抜き」と言われることが怖かったので、昔から逆らえませんでしたが(笑

先日・・・ディズニーランドのビッグサンダーマウンテンの列に並んでいると・・・

小学生くらいの男の子が、父親と母親に・・・

「オイ、バカ父」とか・・・

「はやく、こいよ」とか・・・

「オマエ、死ねよ」とか・・・

鹿田のすぐ後ろで「大声」で叫んでいるわけです。

「真後ろ」にいたお陰で・・・鹿田の身体にもガツガツぶつかってくるので(笑)


・・・



「静かにしろよ」



と子供に一喝(笑)



そして・・・



「ちゃんと躾けろ」


と両親に「目」で一喝(笑)



その後、ビックサンダーマウンテンに乗るまでの20分あまり・・・


子供、両親、一同「沈黙」(汗)


無事にビッグサンダーマウンテンに乗ったわけですが・・・(笑)


降りた直後に・・・


「珍しく怒ったね」と一言いただきました(笑)
(普段あまり怒らないので、逆に見直した、とも言われまして・笑)


普段は怒ると内臓周辺の筋肉が収縮して「腹痛」になる鹿田です。

自分のことを知っているようで・・・

「こんなことで怒るのか」とか「これがコアビリーフなんだ」と学ぶことがたくさん。


「怒りすぎ」はよくないですが・・・

たまには「怒る」ことも大事


これもまた「怒りの感情」を、押し殺しがちな鹿田には大事な体験でもあります。


本書では・・・

この「コアビリーフ」についてと・・・

怒るきっかけとなること「トリガー思考」についても書かれています。

「何」がきっかけで自分が怒るのか。

このあたりは、ぜひ知っておいて損はないです。

ビジネスでも、ブロガーでも、著者を目指す人でも!


ちなみに鹿田は・・・

「決め付けられる」ことと「強要される」ということに・・・

「怒り」を発生させるきっかけになりやすいと、自分では思っています。

今年1年の色々な諸問題の結果の結論ですが・・・(汗)


本書には怒ったときの対処法・・・

「怒ってもそのまま行動に移さない技術」ということで・・・

・「ストップシンキング」・・・頭の中に空白をつくる
・「ディレイテクニック」・・・反応を遅らせる
・「グラウンディング」・・・思考を釘付けにする

という手法が紹介されているのは、ぜひとも参考にしたいところです。


ということで・・・


「怒る」ことも必要ですし・・・

「怒り」を消すことは不可能なので・・・

「怒り」をコントロールすべき方法をこの本から学びましょう!



*****************


ということで、まだまだ紹介したいところでしたが、
この辺で割愛ということに(汗)


「怒り」を体系的に学べる貴重な1冊です!

若いうちはまだ「若気の至り」で許されるかもしれませんが・・・


管理職になったら「無鉄砲な怒り」は「自分価値の激減」に直結します。

また・・・社長や役員であれば・・・「会社の時価総額の激減」に直結し、それは「自分の給料」にも直結します。

家族を持っていれば・・・「家庭の絆」に影響を与え、「夫婦」や「親子」の関係に亀裂を生むかもしれません。


幸せで、より良い人生を送るためにぜひ、「怒り」をマネジメントする方法を本書から学びましょう!

ということで・・・

オススメです!



快読のワンフレーズ


・アンガー・マネジメントとは何か・・・
・・・「感情」の中でもとくにマイナスな結果を引き起こす原因となる「怒り」に正しく対処することで、健全な人間関係をつくり上げる知識・技術を習得すること

・「意見や立場の違いを受け入れられないこと」こそが怒りの正体

・怒りの表現は、動物にとっては「戦う」か「逃げる」か二つの選択肢しかありません
→動物の「攻撃―逃走行動」

・人間の怒りも基本的には、自分の危険をさらす目の前の敵に対して「戦う」か「逃げる」かという選択をするための命令

・怒りが生まれるまでの3段階
@「出来事に遭遇」
A「出来事の意味づけ」
B「怒りの発生」

・「コアビリーフ」
・・・私たちが普段信じているもの、判断の基準にしているものをアンガーマネジメントでは「コアビリーフ」と呼ぶ

・コアビリーフは価値観の辞書

・本人にとっては、自分が信じているコアビリーフが唯一の真実で、一番正しいこと

・アンガーマネジメントで行う2つのこと
→「行動の修正」と「認識の修正」

・「行動の修正」とは「怒りのままに行動しない」ということ
・「認識の修正」とは、簡単にいえば「頭の中を怒らない仕組みにする」

・ソリューションフォーカス(解決策に焦点)が基本
→「自分は怒りをコントロールしてどのようになりたいのか?」

・「キレル衝動」を抑える「衝動のコントロール」の技術
→「ストップシンキング」・・・頭の中に空白をつくる
→「ディレイテクニック」・・・反応を遅らせる
→「グラウンディング」・・・思考を釘付けにする

・「コアビリーフ」と「トリガー思考」の2つがセットになって怒りが生まれる

・「コアビリーフ」・・・怒りの素となる考え方
・「トリガー思考」・・・トリガー思考はその怒りのもとが表にでるときの「きっかけ」」「引き金」

・怒っていても、態度に出なければわからない
→まわりの人があなたのことを知るのは、あなたがどのようにコミュニケーションを取るか次第


アンガー・マネジメント―アメリカ・エグゼクティブの間で爆発的に普及! イライラ、ムカムカを一瞬で変える技
4804717277安藤 俊介

大和出版 2008-09
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【目次】


序 章 できるビジネスマンほどイライラ、ムカムカにふりまわされない 
なぜ、アメリカで爆発的にアンガー・マネジメントが普及したのか
あなたを怒らせているもの
今、「不機嫌な職場」が増えている理由
イラ立つ気持ちを、もう、もてあまさない

第1章 人間関係を劇的に変える! アンガー・マネジメントのしくみ
そもそも「怒り」とはいったい何か
怒りは、どのようにして生まれるのか
コアビリーフがあなたの怒りを左右する
そしてあなたが実際にすべきこと

第2章 「なりたい自分」のイメージトレーニングから始めよう
「何が原因か」よりも「どうなりたいか」を優先させる
どうやって「なりたい自分」を思い描くのか
「なりたい自分」のプラス面を実体験する

第3章 「カチン!」「ムカッ!」ときたときの、感情の抑え方
「キレる衝動」は必ず抑えられる
「カチン!」「ムカッ!」ときたら、このテクニック
それでもダメな場合の緊急対処法

第4章 記録することで、あなたの怒りを「見える化」しよう
認識の修正は、怒りの客観視から始まる
見えることで、怒りはこんなに操りやすいものになる
ストレス・マネジメントで「怒らない状態」に自分を置く

第5章 無理せずできる! 「怒らないしくみ」のつくり方
怒りの背景にある自分と向き合おう
3コラムテクニックでコアビリーフの歪みを正す
怒りの爆破スイッチ「トリガー思考」を知る
怒りのワンパターンから脱する

第6章 本心が伝わるコミュニケーション・スキルを身につけよう
言葉・言い方しだいで、あなたの評価はガラリと変わる!
言ってはいけない言葉・表現のツボ
会話の主語を"私は"にしてみよう
相手の立場、気持ちを思いやるコミュニケーション


_________________________

【編集後記】


明日はちばともさんのパワー・ディナーに参加します。

六本木ヒルズで・・・なんと500人以上が集まるとのこと。


500人集まったら、それこそ「知らない人」だらけ。
(鹿田にとっては・・・ってことで)

となれば、ぜひ今回パワー・ディナーに参加する予定があり・・・

尚且つ、鹿田のブログを読んでくださっている方・・・

ぜひとも、鹿田にお声がけください!

鹿田と「会ったこと無い!」って方は、全然ウェルカムです!

「壁の花」になりがちな鹿田にそっと、寄ってきていただけると嬉しいです(笑)


ということで、明日はちばともさんのパワーディナーに参加してきます!

この記事へのコメント
自分もパワー・ディナー参加です。。

同じく壁の花にならないようにするのが課題です(笑)

とりあえず、ついたら真っ先に鹿田さんを探します!!
Posted by Master at 2008年11月28日 07:50
こんにちは。著者の安藤俊介です。
この度は拙著を書評していただきまして誠にありがとうございました。

「超オススメ」にしていただいて光栄です。

悔しさや怒りをバネに成長できる人とそうでない人がいます。

その違いは「怒り」を上手に前向きに活用する方法を知っているかどうかだけなんですね。

今後ともよろしくお願いします。
Posted by 安藤俊介 at 2008年11月28日 21:53
ちょっと前にあるところから安藤さんのブログを知り、とてもためになると読者登録していたら、なんと鹿田さんが書評したと言う記事があってびっくりしました。

最近こちらのブログはご無沙汰でしたので立ち寄らせてもらえる良いきっかけになりました。

読み応えのある書評素晴らしいです。

是非、こちらの本も読ませていただきます。

Posted by 西新宿歯科クリニック 武末 at 2008年11月29日 12:52
鹿田さん、部下がいらっしゃったんですね、というか働いていらっしゃったんですね。
いや、そこら辺の話はさっぱり伺っていなかったので、失礼しました(笑)
Posted by さんどら at 2008年12月01日 21:49
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Excerpt:  「アンガー・マネジメント」(大和出版)と言う本を著者の安藤俊介さんから献本いただいた。お礼申し上げます。題名から分かるように、怒りの感情をコントロールしていくための技術について解説された本である。私...
Weblog: 読書と時折の旅 (風と雲の郷本館)
Tracked: 2008-12-13 19:58