
どうも鹿田です。
今日ご紹介する一冊はカリスマヘッドハンター岡島悦子氏の新刊。
『抜擢される人の人脈力 なぜあの人にだけチャンスがくるのか?』
今年最後に、今年一番衝撃的な「人脈」本が登場しました!
この本読まずして、2008年は終われない!
「人脈って言葉が好きではない」とか・・・
「人脈というのは厭らしい感じがする」というのは・・・
人脈がない人の「言い訳」
もしくは、人脈の意味をわかっているのに自分にはないという「僻み」
そんな人は本当に「人脈なし」でビジネスができる?って思っていますか?
もしくは、能動的なワーカーではなくて、受動的なワーカーを目指しているのですか?
もし、あなたが能動的なビジネスワーカーを目指しているのなら、本書から学べることは必ずビジネスに活きてきます。
とてもオススメできます。
しかし、あなたが受動的なビジネスワーカーを目指しているのなら、オススメできません。
「受動的なビジネスワーカー」=「ルーティン・ワーカー」に人脈の効用は少ないからです。
これからの「ビジネスのパラダイムシフト」に備えるための、必読の1冊!
続きは↓【「I am Nobody(何者でもない自分)」になる前に】
■『抜擢される人の人脈力』@岡島悦子
著者の岡島悦子氏は、ダボス会議運営の世界経済フォーラムで「Young Global Leaders」に選出されるなど、世界を舞台に活躍されているビジネスパーソンの一人です。
ハーバード大学MBAを卒業、三菱商事、マッキンゼー、グロービス・グループという「超左脳的」企業を経ているだけあって、本書の体系化や図解などがとてもわかりやすくある意味「図」一枚一枚だけでも、価値ある1冊です。
本書の最大の肝でもある・・・
★「人脈スパイラル・モデル」
には人脈というレイヤーを駆け上がる5つのステップが紹介されています。
@自分にタグをつける(自分が何屋なのか訴求ポイントをはっきりさせる)
Aコンテンツを作る(「お、こいつは」と思わせる実績事例を作る)
B仲間を広げる(コンテンツを試しあい、お互いに切磋琢磨して、次のステップを共創する)
C自分情報を流通させる(何かの時に自分を思い出してもらうよう、タネを蒔く)
Dチャンスを積極的に取りに行く(実力以上のことに挑戦し、人脈レイヤーを上げる)
本書では「ビジネスのパラダイム・シフト」の1つとして・・・
・企業の組織寿命が短命化し、個人のビジネス寿命が長くなる
という見解を述べています。
「個人」という名前でビジネスをする上で必要なのが・・・
・「能力開発」と「人脈構築」
本書の切り口として・・・
「抜擢される人の」とありますが・・・
これは「抜擢される人」に限らない、ビジネスパーソンとして活躍する人の「共通要素」です。
「能力開発」(読書・資格・語学習得など)に熱心な人は多いですが・・・
そのうちの「人脈構築」を戦略的にやっている人が、少ない。
そこに対して、著者の「戦略的人脈構築術」が非常に参考になる1冊なのです。
鹿田が特に印象的なのが・・・
先ほどの【「人脈スパイラル・モデル」5つのステップ】
「自分ブランド」で仕事をする上で、特に重要なフレームワークになると思います。
鹿田の場合でいえば・・・
@自分にタグをつける(自分が何屋なのか訴求ポイントをはっきりさせる)
★「書評ブロガー」というタグ
Aコンテンツを作る(「お、こいつは」と思わせる実績事例を作る)
★過去何千冊の読書経験の中から、「価値ある1冊」を配信する
★「成長物語」のコンテンツ化
★実際に本から学んだことを、実践して、コンテンツに書き加える
★実践が「実績」となり、より大きな挑戦をコンテンツ化できる
B仲間を広げる(コンテンツを試しあい、お互いに切磋琢磨して、次のステップを共創する)
★コンテンツ発信(ブログ)がきっかけで、読者・著者・編集者・出版社に出逢う
★リアルな場を通して、切磋琢磨や次のステップを共創するパートナーを見つける(来年)
C自分情報を流通させる(何かの時に自分を思い出してもらうよう、タネを蒔く)
★ブログ
★出版→書籍への流通や雑誌など(今後・笑)
Dチャンスを積極的に取りに行く(実力以上のことに挑戦し、人脈レイヤーを上げる)
★本業への挑戦
★個人ブランドのレイヤーを上げる機会の獲得など
ここまでで・・一巡目。これから二巡目というとこ。
・・・@〜Dまでこなすと、次のレイヤーに上がることになります。
そうすることで、新しいタグ付けから始まり、新しいコンテンツや、新しい仲間を経て、さらなる上のレイヤーを目指していくことがわかる「フレームワーク」になっています。
さすがマッキンゼー出身!というだけあって、とてもわかりやすい「フロー図」でした!
他にも・・・
★「ビジネスのパラダイム・シフト」
として、著者の見解が書かれていますが、このあたりも特に参考になりました。
人は、クリティカル・ワーカーとルーティン・ワーカーに二極化し、ルーティンワーカーの仕事はグローバルな労働力に代替される
つまりこれからは大企業でも、中小企業でも・・・
「クリティカル・ワーカー」を目指していかないと、最終的にはルーティンワーカーになってしまい、ルーティンワーカーは世界での「安価な労働力」との代替が待っている、過酷な競争になりますよってことです。
その「クリティカル・ワーカー」になるためには・・・
適切な「能力開発」と、引き上げてくれる(抜擢)される「仕組み」(人脈)が必要になるという著者の見解には、とても説得力があります。
***************
他にも、紹介したい数々のポイントがありますが・・・
(本当に多いです、今回の本は)
この辺で割愛ということに(汗)
久し振りに「イチオシ」ができる数少ない1冊です!
この1冊のように、ビジネスパーソンに対して素晴らしく価値を与えてくれる1冊は、ぜひ、多くの方に読んでいただきたいと思います。
どんな素晴らしい能力があっても「抜擢」されなくては、「実績」ができません。
「実績」なくして、「ビジネス」の世界で活躍することはできません。
「能力ありき」ではなくて、戦略的に「抜擢される仕組み」(人脈構築)もするべきなのです。
本書にはその「人脈構築」のノウハウに留まらず、
今後永続して使える「思考哲学」が含まれているので、非常にオススメです。
「I am Nobody(何者でもない自分)」
となる前に、ぜひ読んでみてください!
超オススメです!
この本読まずして、2008年は終われません!
■快読のワンフレーズ
・現在のような変化の早い時代に、個人の市場価値を高めるキーワードは「抜擢される機会を創出する力」
・「抜擢」→「未経験の経験」→「実績」
・「抜擢された人」と「されない人の間」には、実績という名の大きな開きができる
・本書でいう人脈構築とは、意欲の能力のある人が、自分の力を最大限に生かせるような機会を獲得することを目的に行うものと定義
・「抜擢される人」の「抜擢される理由」
→抜擢されるための「能力開発」と「人脈構築」を戦略的に行ってきているという共通要素
・ポテンシャル(潜在能力)を感じてもらうための「仕込み(信用構築)」
・「人脈スパイラル・モデル」五つのステップ
@自分にタグをつける(自分が何屋なのか訴求ポイントをはっきりさせる)
Aコンテンツを作る(「お、こいつは」と思わせる実績事例を作る)
B仲間を広げる(コンテンツを試しあい、お互いに切磋琢磨して、次のステップを共創する)
C自分情報を流通させる(何かの時に自分を思い出してもらうよう、タネを蒔く)
Dチャンスを積極的に取りに行く(実力以上のことに挑戦し、人脈レイヤーを上げる)
・「活躍の機会」を作り出す触媒(カタリスト)
・スタディグループに入った後が大変です。グループメンバー同士が、同レベルの貢献をしているのか、フリーライダーはいないのか、といったことを真剣に話し合います。少しでも不公平だと思えば「あいつはバリュー(付加価値)を出していない」とキックアウトされてしまいます。
→「Commit or Die」(貢献せよ、さもなくば去れ)の世界
・メンバー選びの基準は「共通言語」で討議できるか、自分と補完関係のあるスキルや経験を持っているのか
・自分視点で考えてばかりいても、自分の特殊性はわからない
・いつの間にか「タグ」が独り歩きする
・「量」に還元される形の人脈は価値を持たなくなってきている
・人脈の価値は「数」ではなく、「作るプロセス」にある
・ビジネス人脈の要件
@ギブ&テイクの関係が成立することを双方が認識している
Aお互いへの期待値がどこかで合致している
B一定の期間限定の可能性もあり、関係の永続性を前提としない
・「最初の実績機会を得る」を、私は「最初のわらしべ」をつかむ、と言っています
→「最初のわらしべ」がなければ、立身出世の連鎖を生み出す「きっかけ」が存在しない
・抜擢されるには「自薦」ではなく「他薦」が必要
・「人脈のパラダイム・シフト」が始まった
→「これからの時代、人脈構築の努力をしていない人は、淘汰される時代になっていく」
・「ビジネスのパラダイム・シフト」
□企業の組織寿命が短命化し、個人のビジネス寿命が長くなる
□組織は、定常型組織から、プロジェクト型組織へと移行する
□人は、クリティカル・ワーカーとルーティン・ワーカーに二極化し、ルーティンワーカーの仕事はグローバルな労働力に代替される
□リファレンス文化が普及し、所属組織名での評価から、個人の実績や仕事ぶり重視へと、評価の質が変化する
・企業の後ろ盾に頼ったネットワークは不安定になっていく
・極端な言い方をすれば、良い人脈ネットワークとは「チャンスが舞い込んでくる」「何かの時に声がかかる」といった、他薦をしてくれる人たちのつながりを作ること。すなわち「抜擢される人脈」なのです
・プロジェクトが新たに生み出す仕事のうち、クリティカル(重要)な業務は個人の名前で仕事をできるタレント(才能)が似ない、それ以外の代替可能な仕事はマニュアル化されて、安く買い叩かれ始める
・クリティカル・ワーカーは、未開地の問題解決を行っているわけですから、評価の定量化が非常に難しいのです。従って、クリティカルワーカーがチャンスを得るときは、自己主張だけではチャンスが周ってきません。自薦ではなく他薦でなければいけないのです
・ヘッドハンターは、まさしくそうしたマッチング(他薦)のお手伝いをする仕事
・時代は「誰でも自由に情報発信ができる」という「草の根メディア革命」から一歩進み、アマゾンの書評のように読者の立場の「情報受信者だった人」が「情報発信者」となる「主客融合革命」が起きており、「一人の個人でも、大きなムーヴメントをおこすことができるようになってきた」と分析されている
・私たちを取り巻くビジネス環境の変化から、個人事業主だろうが、どこかの組織に属していようが関係なく、自分自身の「個人ブランド」を独自に展開することが可能となり、一人の個人でも多くの人を巻き込んで影響力を持ち、大きな変革を推進できることができるようになってきている
・勤め先の企業や肩書き以外に「自分」を規定するものがない状態を、私は「I am Nobody(何者でもない自分)」と呼んでいます。会社名という鎧を脱いだら、中身が何もない、という意味であり、素の自分では、その人脈コミュニティの中で価値を認識されない人、という状態です。
→会社のブランドに対しての尊敬は得られるが、個人としては同じ看板を持つ他の誰からに「代替可能」ということ
・タグは「Will」「Skill」「Value」の三つから考える
@将来、どんな仕事がしたいか(Will)
A自分にできることは、何か(Skill)
B相手にとってどんなメリットをもたらすか(Value)
・タグ作りとは、すなわり「自分の立ち位置を明確にすること」
・人脈スパイラル・モデルのゴールには2つの「自由」が待っている
@働き方の自由度も含めて、やりたい仕事を選べる自由
A自分の信念、使命感を大事にする仕事を選べる自由
| 抜擢される人の人脈力 早回しで成長する人のセオリー | |
![]() | 岡島悦子 東洋経済新報社 2008-12-12 売り上げランキング : 523 おすすめ平均 ![]() セルフブランディングのノウハウとしても やや難しい箇所もあるが、気づきの多い1冊Amazonで詳しく見る by G-Tools |
【目次】
第1部 なぜ今、「人脈」なのか?
第1章 ハーバードで学んだ人脈の哲学と人脈スパイラル・モデル
第2章 人脈のパラダイム・シフトに伴う戦略的人脈構築の必要性
第2部 人脈スパイラルと人脈レイヤー
STEP1 自分にタグをつける
STEP2 コンテンツを作る
STEP3 仲間を広げる
STEP4 自分情報を流通させる
STEP5 チャンスを積極的に取りに行く
第3部 人脈スパイラルモデルの先には何があるのか?
_________________________
【編集後記】
引越作業もひと段落してようやく、ネット接続もできるようになりました(汗)
ブロガーにとってネット接続ができない環境は、致命的ですが・・・
「オフライン」な時間がとても心地よくて、「ネット依存」にならない過ごし方が大切だと感じました。
最近は、お風呂で本を読むことが増えて、頭は働いてても身体はリラックスできているようです。
この前は、初めて湯船に本を落としましたが・・・
(新刊なのに、また買いに行きましたよ・・・『抜擢される人の人脈力』って本です・笑)
お風呂で本を読んでいると・・・
『冷静と情熱のあいだ』で夕暮れに本を読むあおいの姿を思い出します。
鹿田は、そんなあおいが好きでたまらないのですが・・・
あおい自身は「惰性」な光景に罪悪感を感じている模様で・・・
もうこの本は「青」「赤」ともに十回は読み返している1冊ですが・・・
特にあおいの登場する『赤』がオススメです(笑)
鹿田の恋愛感にも影響を与えている1冊だったり・・・(汗)
| 冷静と情熱のあいだ―Rosso (角川文庫) | |
![]() | 江國 香織 角川書店 2001-09 売り上げランキング : 35039 おすすめ平均 ![]() ダラダラしている…、と私も思ったな 情熱の赤 江國香織と辻仁成の実験作。軍配はやはり江國香織。Amazonで詳しく見る by G-Tools |
| 冷静と情熱のあいだ―Blu (角川文庫) | |
![]() | 辻 仁成 角川書店 2001-09 売り上げランキング : 43847 おすすめ平均 ![]() 空の色のBlu 永遠にないハッピーエンド 男らしい小説Amazonで詳しく見る by G-Tools |
タグ:抜擢される人の人脈力 岡島悦子

セルフブランディングのノウハウとしても
やや難しい箇所もあるが、気づきの多い1冊

ダラダラしている…、と私も思ったな


![BIG tomorrow (ビッグ・トゥモロウ) 2009年 07月号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/61mtePCa3YL._SL75_.jpg)






















-170.jpg)
おひさしぶりでございます、井上です。
今年は鹿田さんのおかげで人脈構築の
大切さ・難しさを改めて実感させて
いただきました。
また今から新たな気持ちで頑張って
行こうと思っております。
これも全て鹿田さんのおかげです!
ありがとうございます。
そしてこれからも宜しくお願い致します(笑)
これを読まずして今年は終われないのですね!!早速拝見させて頂きます♪
冷静と情熱のあいだ
私も大好きな本で何回も読んでます。
そうですよね、あおいもお風呂で読んでましたよね。私もお風呂は読書or睡眠(笑)時間です。
はじめまして。著者の岡島悦子です。
『抜擢される人の人脈力』のご紹介、本当にありがとうございます!
過分なおほめの言葉をいただき恐縮ですが、「この本読まずして、2008年は終われません!」と言っていただき、本当にうれしいです。
「人脈スパイラル・モデル」の5つのステップも、さっそくご自身の棚卸事例でご説明いただいたんですね。
ブログの読者の方にも、事例があるとわかりやすく、ありがたく思っています。
人脈構築という、ともすればブラックボックス化していることを、何とか可視化し、具体的なステップに落とし込み、みなさんがすぐに実践できる形にしたいとの想いから書いた本なので、こうして事例ベースでご説明いただけていると大変ありがたいです。
・人脈は信頼構築から
・事例は理解を促進する
・実践こそすべて
と思っているので、ご理解いただけ本当にうれしいです。
それにしても、私の本が湯船に落ちた第一号で、結果として2冊も買っていたただいた、とは本当に光栄です!
どこかでお目にかかる機会があり、直接御礼もうしあげられれば、と思っています。
丁寧なご紹介、本当にありがとうございました!
岡島悦子
>おひさしぶりでございます、井上です。
お久し振りです!
最近ブログもよく見て・・・一人で笑わせていただいております(笑)
>今年は鹿田さんのおかげで人脈構築の
>大切さ・難しさを改めて実感させて
いただきました。
鹿田も依然として四苦八苦しております(汗)
>また今から新たな気持ちで頑張って
行こうと思っております。
>これも全て鹿田さんのおかげです!
鹿田もオヤジさんの笑顔になんど心癒されたことか(笑)
こちらこそ、宜しくお願い致します!
>これを読まずして今年は終われないのですね!!早速拝見させて頂きます♪
そうですね、これは「凄い本」なのでとてもオススメですよ!
>冷静と情熱のあいだ
>私も大好きな本で何回も読んでます。
お、嬉しいですね(笑)
鹿田はどぅおもに30歳の誕生日にいくのが夢です(笑)
・岡島悦子さん
コメントありがとうございます。
今年は特に多く人脈に関する本が出ましたが・・・
中でも特に良かった本です。
また湯船に落としてしまいすいみませんでした(汗)
それでも、また買いなおしてよかった一冊になりました(笑)
これからも楽しみにしております!