『「見える化」仕事術』@石川和幸 | 鹿田尚樹の「読むが価値」

2008年12月29日

『「見える化」仕事術』@石川和幸

「見える化」仕事術


どうも鹿田です。

今日ご紹介する1冊は、石川和幸さんの新刊。
『「見える化」仕事術』


最近、鹿田はあらゆるところで・・・

「来年はデザインが最重要テーマのひとつ」

と言い放っていますが・・・(笑)

その「デザイン」が最重要テーマだといえる所以が本書で見つかります。


本書を読んで改めて感じたことが・・・


「デザイン(イメージ)がお金になる時代」


本当はこの「デザイン」の言葉の裏側には、色々な意味合いが含まれているのですが・・・

ここは単純化して「デザイン」にします。


そして・・・

この本を読んだ鹿田は・・・
「来年の活動」を「見える化」に取り組みました(笑)

ということで・・・

続きは↓【今の時代はイメージで単純化できる人が、勝てる時代】


『「見える化」仕事術』@石川和幸



『思考のボトルネックを解除しよう!』の石川和幸さんの新刊です。
鹿田が石川さんの本で好きなところは「暗黙知」の「明文化」が上手いところです。

この本も「見える化」がテーマになっているのですが・・・
「暗黙知」(暗黙のルール)「見える化」してくれるところが、石川さんの本が好きな理由でもあります。

本書は「日本の製造業」においては、
常識として使われている「見える化」という作業を・・・

個人の活動や仕事にも応用できる・・・
という主旨で書かれているものです。

「見える化」に必要な考え方から・・・

「見える化」で使われるフレームワークや・・・

「見える化」を支えるツール(道具)の紹介までされています。


「見える化」がとてもわかりやすく書かれているのですが・・・

この本の中で、鹿田がもっとも印象的なポイントはコチラです・・・
「見える化」することで、シンプルに永続的に。(p.45)

実を言ってしまうと・・・

この部分だけでも十分に価値があるポイント

鹿田はこの部分で多くを学ばせていただきました。

このp.45のコラムで石川さんが何を言っているのかというと・・・

==========================

・世の中は情報が蓄積され、価値観が多様化し、複雑になり、何かを学ぶのも人とのコミュニケーションもそれなりの「労力」が必要になってきた

・「見える化」は複雑化、多様化のひとつの対策になる

・「見える化」はイメージの力を最大限に活用する

・イメージとは、複雑なものを単純化して、本来的なものにそぎ落とす方法

「百聞は一見にしかず」のように、言葉と文字でいくら頑張っても、「一見」には勝てない

シンプルなものは、長く生き残る

「Make it Simple & Sustainable,Keep it Simple & Sustainable」
(シンプルなものは、長く生き残っていく)


==========================

要するに・・・

「今の時代はイメージで単純化できる人が、勝てる時代」

だと鹿田は思っています。


たとえば・・・

水野俊哉さんの『成功本50冊「勝ち抜け」案内』では・・・

巻末に「目標別!成功本マトリックス」が書かれています。

「数あるビジネス書(成功本)を1枚の地図(マトリクス)にしてあげる」

これが「見える化」の典型だと思いますが・・・

あの「マトリクス」があるからこそ、
水野さんの本が支持を得ているのだと思います。
(1つの要因として)


それから・・・

鹿田のように「書評」を中心にブログを運営している人の中で・・・

この人には絶対に勝てない!という人がいます。

それは・・・

「4コマ漫画」でビジネス書を紹介しているjoshibenさん。


働く女性のためのビジネス書の書評ブログ【joshiben】
http://www.bloomingdesign.net/wordpress/



鹿田はビジネス書を読んで感じたことや、
実践したことを中心に・・・・

「文字情報」(テキスト)

で書いているわけですが・・・

「読み込む」という作業が必要になります。

「読み込む」という作業は「時間」を要します。

つまり「時間」を要するに値するコンテンツを書き続けないと・・・

読者に見放されてしまいます。

「テキスト情報」というのは・・・・

「読む時間がかかる分」だけに、期待のハードルが上がるのです。


逆に・・・

「イメージ」というのは、読み込む必要がありません。

「絵」はほぼ一瞬で判断できます。

その分「時間」がかかりません。

「時間」がかからない分だけ、読者のハードルは上がりにくいです。

つまり「期待を裏切りにくい」のが書評ブログにおける・・・

「テキスト主体」と「イメージ」の差になると思っていて・・・

鹿田が「joshiben」さんには「絶対に勝てない」と思う理由でもあります。


というか・・・

鹿田も「4コマ書きたい」と思っています(笑)

・・・が!

試しに書いてみたものの・・・

「公開したらマジでspan style="font-size:large;">後悔する」
(オヤジギャグっぽくなってしまいました・汗)

と思われる、絵を書いてしまった模様で・・・

即刻断念!


「4コマ漫画」

という「参入障壁」の前に打ちひしがれてしまったわけです(涙)


最近ウジさんの書籍で「視覚」を学んでいたり・・・

ウエスタン安藤さんに「外見力」を聞いてみたいと思ったのも・・・

実はそんな・・・

「今の時代はイメージで単純化できる人が、勝てる時代」

だと考えているからだったりもします。


物事が複雑になればなるほど・・・

「見える化」や「デザイン」「一枚の絵」

にすることが重要になります。


人と「アライアンス」を組みながら仕事をするためには・・・・

「共通認識」を共有する必要がありますが・・・

これも「見える化」してプロセスを共有したり、
フロー化したほうがいいに決まっています。


100の説明を受けるよりも・・・

1つの図で説明したほうが「説明する側」も「説明される側」も効率的です。

だからこそ・・・

本書のように「見える化」を個人に落としこんで、説明している本がこれからの時代に必要な1冊なのだと思います。


***************


ということで、まだまだ紹介したいところでしたが、
この辺で割愛ということに(汗)


そうえいば先日・・・アルファブロガーであり・・・
成功ハックス』の著者の大橋悦夫さんとランチさせていただいたのですが・・・

大橋さんも「メモ書き」をマインドマップ的に書かれているのをみて・・・

「見える化だなぁ」と思いました(笑)


ワンランク上の問題解決の技術《実践編》』の横田尚哉さんの・・・
問題解決技法(ファンクショナル・アプローチ)も「FASTダイアグラム」を用いた
「見える化」の一種だと思います。

やっぱり・・・

「見える化」している人は「一流ビジネスパーソン」

これを改めて感じました。


年末に「見える化」のチカラを高めて・・・
来年の目標達成や、仕事に生かしてください。

オススメです!



快読のワンフレーズ



日本の製造業から生まれた「見える化」で世界最高品質の仕事をしよう!

・仕事のフローが見える!
・思考が見える!
・問題が見える!
・目標が見える!
・プロセスが見える!
・ムダが見える!

・「見える化」すると・・・
@自分の思考が深まる
A他者と共有し、コミュニケーションが生まれる
B思考レベルを高めていく

・「見える化」は仕事のブースター

・仕事とは、ある目的に向かって最小の努力で最大の効果を上げるように、作業を組み立て、人と協力しながら、確実に、早く、効率的に実行すること
→「自分」と「他人」が関わることが重要なポイント

・仕事の「見える化」とは、仕事を成し遂げるにあたって、仕事の中身とその中身を考える筋道を「明示化」し「可視化」して、コミュニケーションを成り立たせる方法

・「見える化」することで、シンプルに永続的に

・p.45 column 【最重要】
→「Make it Simple & Sustainable,Keep it Simple & Sustainable」
(シンプルなものは、長く生き残っていく)
・世の中はどんどん変わり、情報が蓄積され、価値観が多様化し、複雑になってきている
・「見える化」は複雑化、多様化する世界に対してのひとつの対策になる得る
・「見える化」はイメージのチカラを最大限に活用する
・イメージとは、複雑なものを単純化して、骨格だけ、本来的名なものだけにそぎ落として説明する方法
・世界をどのように切り取って示すかということ
・「百聞は一見にしかず」と言うように、言葉と文字でいくら頑張っても「一見」には勝てないのです
・世界をわかりやすく切り取り「絵」にすることで、世界を「見える化」し、シンプルに理解しましょう

・「見える化」の元祖は、製造業の「目で見る管理」
→「目で見る管理」とは・・・製造現場の「異常」を「すぐに目視で確認できて、アクションが取れるようにしておく」こと

◆思考の「見える化」仕事術 4つの型
@分類型
・マトリックス
・ロジックツリー(樹状図)
A関連型
・因果展開ツリー
・魚の骨図
B自由形
・ブレインストーミング
・マインドマップ
Cガイド法


「見える化」仕事術
4887596774石川 和幸

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【目次】

第1章 「見える化」仕事術 3つの効用
 1 仕事の「見える化」って何だ?
  「見える化」は仕事のブースター
  「見える化」は、自分とのコミュニケーションの質と速さを高める
  「見える化」は、他人とのコミュニケーションの質と速さを高める
  「見える化」仕事術を定義する
 2 「見える化」仕事術 3つの効用
  理解させ、納得させることのむずかしさ
  1 仕事の「底上げ」ができる
  2 思考を活性化する
  3 実行を促進する
 コラム@ Make it Simple & Sustainable, Keep it Simple & Sustainable.
      「見える化」することで、シンプルで永続的に。

第2章 「見える化」仕事術[初級編]
     ルーチン仕事の「見える化」
 1 何をすべきかを「見える化」する
 2 チェックシートで、必要最低限の仕事のレベルを維持する
 3 マニュアルで、誰がやっても同じ結果を生む
 4 To─Doリストで、うっかり忘れを防止する
  お勧め、ポストイット式To─Doリスト
   課題一覧も、To─Doリストのひとつ
 5 アジェンダで、ミーティングを「見える化」する
 6 テンプレート化で、成果物を「見える化」する
 「見える化」仕事術 初級編のまとめ
 コラムA 目で見る管理とグラフにする効果

第3章 「見える化」仕事術[中級編]
    思考の「見える化」
 思考の「見える化」4プラス1の効用
 思考の「見える化」仕事術 4つの型
 1 分類型「見える化」で、思考を細分化する
  1 箇条書き
「見える化」実践事例 業務改革セミナーを企画せよ!
SCENE@ セミナー企画を箇条書きしてみよう
  2 マトリックス
SCENEA テーマとターゲットをマトリックスで考える
  3 ロジックツリー
 2 関連型「見える化」で、「流れ」を見る
  1 MECEにこだわらないロジックツリー:因果展開ツリー
SCENEB ロジックツリーで問題点と解決方法を突きつめる
  2 流れは問題を解く最強の武器:フロー図
SCENEC 業務フロー図で業務の流れを「見える化」して、改善点を探る
  3 関係性を読み解く:ネットワーク図
SCENED ネットワーク図で業務の欠落を「見える化」して、改善点を探る
 3 自由型「見える化」で、思考プロセスを「見える化」する
  1 自由な思考の嵐、ブレーンストーミング
  2 俯瞰してまとめる視点、KJ法
  3 自由に広がっていくマインドマップ
 4 ガイド型「見える化」で、変革へと誘導する
  1 このままではダメだと認識するAs─Isモデル
  2 あるべき姿を共有するTo─Beモデル
  3 問題の大きさを納得させるGap分析
  4 段階的にTo─Beに向かうトランジションプラン
 「見える化」仕事術 中級編のまとめ
 コラムB 製造業からのTIPS、5Sでモノの「見える化」

第4章 「見える化」仕事術[上級編]
    計画と実行の「見える化」
 仕事は、PDCAマネジメント
  ほとんどの仕事は、プロジェクト
  仕事に実装すべきPDCAによる「見える化」項目
  プランとチェックの間にブリッジを架ける
 1 プランの「見える化」が、人を動き出させる
  1 目標を数値で「見える化」する
  2 あるべき姿のイメージを「見える化」する
  3 やるべきタスクを実行可能な単位に分解する
  4 タスクフローで、タスクの前後関係、依存関係を明確にし、実行を確実にする
  5 成果物フローで、何がアウトプットされれば「次」に行けるのかを「見える化」する
  6 スケジュールで、タスクフローに「時間軸」をセットする
  7 制約となる「ヒト・モノ・カネ」を最適配分する
  8 事前にリスクを「見える化」し、低減しておく
  9 非常事態対応「プランB」を用意する
10 体制・役割を「見える化」し、指示と「ホウ・レン・ソウ」を整流化する
11 誰に、いつ、何を伝えるかを「見える化」する
 2 チェックの「見える化」が、実行の確実性を下支えする
  1 スケジュールの進捗をチェックする
  2 課題を一覧管理し、課題解決の進捗もチェックする
  3 仕事はプロジェクトマネジメント!
 「見える化」仕事術 上級編のまとめ

第5章 「見える化」のためのデバイス類
 1 ホワイトボード(できればコピーボード)
 2 紙媒体(ノート、裏紙、スケッチブック、ナプキン、「封筒の裏」)
 3 プロジェクター&大型ディスプレイ
 4 モバイルPC
 5 デジカメ・ビデオ
 6 パワーポイント、その他アプリケーション

_________________________

【編集後記】


「見える化」読んだ後に・・・

「一流のビジネスパーソン」になるには「見える化」だな・・・

と思って・・・

来年の活動予定や目標を「見える化」してみました!

DSCF4258.JPG



鹿田が選んだ「見える化」デバイス(『見える化」仕事術p.211参照)は・・・

「紙媒体」

なかでも・・・

「スケッチブック」を買ってきました(B4)

もっとでかい「画用紙」も買ってきたのですが・・・

とりあえず「スケッチブック」から(汗)

・・・で自由型「見える化」のマインドマップ(p.142)を使って・・・

来年の活動予定や、目標を書いていきました。


最近、横田尚哉さんの「ワンランク上」という言葉が・・・

「夢」にまで出てくるもんですから・・・

「ワンランク上の鹿田尚樹を目指して」なんて書いたりもしています(笑)


「誰のため、何のため」(by横田さん)が・・・

「ロマンスの神様」(by広瀬香美)と同じくらいに頭でリピートされています(汗)

(ほんと、街歩いてても「なんのため〜、だれのため〜」って考えている鹿田です!)


「ワンランク上」×「見える化」って・・・

「聞くが価値vol.04」だなぁと思いながら・・・

マインドマップを作りました。

ぜひ、来年の目標は「イメージ化」することをオススメします!


この記事へのコメント
こんにちは!
joshiben(女子勉)です。

とってもすごい紹介をしていただき、
ありがとうございますっ!
恐縮ですっ!!(汗)

私としては、鹿田さんの書いた
4コマの方が非常に気になります!
ぜひ、今度こっそり見せて下さいねー
★Posted by joshiben(女子勉) at 2008年12月29日 19:12

千葉さんのオススメ本で。。石川和幸さん・・・即、書店が買いました。あっという間に読みましたが・・・良い書評無いかなって思ってたら・・・ハイ。

本家本元の鹿田さんの書評・・引用させて頂きました。m(_ _)m

トラックバックのやり方・・やっとちゃんと覚えました。合ってるのかな。(^_^;;

mixiは、詳しいんですけど・・・私。


ワンランク上に・・見える化された 鹿田さんに2009年お会いできるのを楽しみにしています。m(_ _)m
★Posted by 美崎 栄一郎 at 2008年12月30日 18:29

鹿田さん

書評ありがとうございます。

「見える化」は本当に重要なスキルになってきますよね。私の仕事のほとんどはこのスキルが無ければ成り立たない状態です。

したがって、自分の仕事で実際に使っていて、有意義なものだけを紹介しているのです。

ちょっとでもお役に立てれば幸いです。

来年も宜しくお願いいたします。
★Posted by 石川和幸 at 2008年12月30日 21:32

夢にまで出てくるのは、すごいですね。
さすが、実践されている証ですね。

ところで、その夢に私は出てこないのですか?
★Posted by 横田尚哉 at 2008年12月30日 23:07

「誰のため、何のため」

は重要ですね!

そして「未来の具現化」も是非、夢に登場させてください(笑)

横田さんのおっしゃている「未来の具現化」は「見える化」でもあり「ビジョン」でもあります。ビジョンを可視化(見える化)するデザインは「問題解決」できたりもするんです。
(ここは、先日、横田さんと対談で盛り上がっていたところ・・・)

いよいよ、来年の『聞くが価値』が愉しみになって来ました!

では、引き続き来年も宜しくお願いたします☆
どうぞ良いお年をお迎えください。
★Posted by ウジトモコ at 2008年12月31日 20:44

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「見える化」仕事術
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Weblog: misaki2.net
Tracked: 2008-12-30 18:38