
『楽天大学学長が教える「ビジネス頭」の磨き方』仲山進也・著
昨日、サッカーの日本代表戦をテレビで見るつもりが…
テレビをつけてビックリ。中継がありませんでした(泣)
海外組が出る代表戦が中継されないほど、視聴率が取れないコンテンツになってしまったのですね。
(ちょっと残念。。。)
ところで、中田英寿という(元)サッカー選手をご存じですか?
今は、引退していて世界各地を放浪している元スター選手です。
私は昔からサッカー観戦をよくしますが、中田選手は試合中にずっと「キョロキョロ」しています。
その理由はと言うと、自分以外の周りの状況を常に把握しておくため、ということだそうです。
昨日、一昨日と「大局観を養う」ということについて…
・仕事においても大局観を持つことが重要である
ということを書きました。
サッカーでも、視点(何を見るか)、視野(どのくらいの広さを見るか)、視座(どこから見るか)という3つの見方によって「大局観」を持っていた中田選手だからこそ、世界でも活躍するスター選手になれたのでしょうね。
楽天大学学長として、楽天市場3万店舗以上を見てきた著者の本を読みました。
店舗経営においても、重要なのは「視点・視野・視座」だそうです。
楽天市場での出店者の事例を出しながら、以下に「視点・視野・視座」によって売れ行きがわかるのかということを教えてくれます。
特に売れる店舗に必要な10個の視点は、店舗経営に関わらず、個人の魅力を生み出すという視点でも参考になります。
【視点1】気づき力をアップする「視点」という視点
【視点2】伝達力がアップする「わかりやすさ」の視点
【視点3】人が思わず動きたくなる「ベネフィット」の視点
【視点4】相手の吸収力を高める「設問」の視点
【視点5】アイデアが溢れ出てくる「発想」の視点
【視点6】強みを活かして価値を生み出す「とんがり」の視点
【視点7】自分も相手も強くなる「1・1」の視点
【視点8】自走型の姿勢を育む「アシスト」の視点
【視点9】変化の激しい時代を楽しむ「予見」の視点
【視点10】思わずクチコミしたくなる「感動」の視点
特に最後の「感動」の視点というのは、これからの時代益々必要になるかと。
店舗経営においても、機能・スペックといった実用価値から、物語や感動という情緒価値の方に、付加価値をつけていかなければならない時代になっているのですね。
いくつか、読書メモを。
●視点の中に3つの要素「視点・視野・視座」
「視点」…目の付けどころ
「視野」…どこまで見えるか
「視座」…どこから見るか
●知らないものは見えない
知識がないものについて、脳は理解できない。
●5大ベネフィット
@お金(経済的ベネフィット)
A時間(時間的ベネフィット)
B身体がラク(肉体的ベネフィット)
C頭がラク(頭脳的ベネフィット)
D安心・楽しさ(精神的ベネフィット)
●経験価値マーケティング
SENSE(感覚)やFEEL(喜怒哀楽)、THINK(考える)、ACT(行動する)そしてRELATE(他社との交流)という5つの経験領域から、マーケティングを考えようというマーケティングの考え方。
●とんがり磨きの2つのポイント
1. 強みを活かすこと
2. 集中する(捨てる)こと
・霧中な依存人は弱みを克服するのに忙しい。夢中な自走字んは、強みを磨くのに熱中する。
●2.0時代
@価値観の合う人、カリスマ…情報の洪水から逃れたい、選び方を教えて欲しい
Aハイタッチ…ロングテール(=クチコミ)
B多対多、ブログ、アフィリエイト…クチコミパワーの増大
C感動価値が「重力」にもなる…お客さんも同業者も引き寄せられる
ネット・リアルともに、店舗経営に携わっている方にはおススメの一冊です。
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