
『空気読み「企画術」』跡部徹(著)
予想外なほど、のめり込んだ。面白い。
勉強会「聞くが価値」でも、どんなテーマ(企画)なら喜ばれるか?
本を出すにしても、どんなテーマ(企画)なら売れそうか?またはヒットするか?
このブログも常に、どんな「企画」を打ち出したらアクセスが伸びるのか?なんて考えているのです。
しかし、この「企画」というのが、どうもすぐ出てくるものではない。
そんなヒット企画がポンポン出てくれば、そうそう困らないと思うのだが…
世の中には「ヒット企画」を生み出せる人が、極稀にいる。
この本の著者の跡部徹さんも、そんな一人なのだろう。
この本に埋め込まれている企画を生み出すフレームワークや考え方が、私のように一般人(素人)でもわかりやすく書かれている。
そして、すぐに実践出来そうなこのばかり。
だけど、効果がありそうな方法。
個人の時代が進むほどに、企画力と言うのは大きなスキルになる。
世の中に点在している問題意識や不満と、どこかに解決できるリソースを組み合わせてみたり…
それがツイッター上や、ネット上や、リアルでも企画して試せる時代になっているもの。
その世の中のトレンドを、いわば「空気読み」できることは技術なんだと、この本を読んで納得した。
「KY」がダメだとか、読めるからいいという話ではない。
「空気を読む」というのは、時代認識がしっかりとできるということ。
この本を読んで、世の中の今と言う時代認識をした上で…
自分(達)がどんなリソースを持って解決出来るのか、という企画を生み出すキッカケとして頂きたい。
そうやって企画を出せる人が、ベストセラーも生み出せるし…
あなたのファンもどんどんとできる人になるのだと思う。
ぜひとも、オススメしたい1冊!
*【読書メモ】は長文になったために、「続きを読む」に追記。
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【読書メモ】『空気読み「企画術」』@跡部徹
●今だから言えます。「いい企画」とは、課題を解決する企画です。
自分はいい企画を作れるんだと、自信だけはあったのですが、振り返れば、それは「面白い企画」であって、誰のための、何を解決するのかが見えるような企画ではありませんでした。そうです。「いい企画」と「面白い企画」を混同していたのです。
いい企画とは「面白い企画」ではありません。私たちに求められているのは、関わる人がハッピーになるような「相互メリット」が描けている企画です。この相互メリットが描けているときに、初めて「いい企画」となるのです。
●4段階からなる「空気読み」企画術
@消費者が求めているものを「空気読み」する
A企画に求められる課題を把握する
B関係者にメリットがある企画を作る
C決裁者の立場で企画をプレゼンする
●LRT(ラテラル・リーディング・トレーニング=「雑誌乱読トレーニング)」
*5冊ピックアップするときには、以下のルールを守る
@同じターゲット層の雑誌だけを購入しない
A男性誌、女性誌、カルチャー誌、専門誌など1つの分野に固まらないようにする
B同時期に出ている雑誌を一気買いすること
@表紙
・コピーに注目。ターゲットが反応する言葉や煽り方が詰まっている
・出ている「人」、大きくしている「ビジュアル」に注目
A記事
・同じ商品や同じ事象を伝える方法の違いを見つける
・雑誌のターゲットによる特集など「切り口」の違いを把握
・雑誌が作っている「造語」に注目
・登場している人、「話者」や「モデル」に注目
B広告
・広告主や広告されている商品から「ターゲット」の把握と伝え方を学ぶ
・情報誌であれば、「広告」から「市場」と「商品」という2つのことが学べる
C読者アンケートの項目に注目
・競合誌、競合サイト→雑誌のポジションが見える
・興味を持っている項目として挙がっているもの→記事に生かしているはず
・職業欄や属性を尋ねている項目→ターゲットの切り方が見える
D次号予告、バックナンバー紹介、自社他媒体の紹介に注目
・次号予告で「売りにしているテーマ」は?
・バックナンバーを眺めることで雑誌の性格
●アイデアの神様はリラックスが大好きです。集まってきたモノを、寝かしておきましょう
●空気読みフレームワーク
今現在ヒットしている事象を「葉」とします。この「葉」をどんどん並べてみてください。そして、そのヒットしているものから、共通でくくれるようなものを「幹」としてまとめてみましょう。そして、それぞれの「幹」の根底にある「根」を見つければいいのです。
●「人とつながる」ことがヒットにつながっている
現在、急に伸びてきている「内食」や「巣ごもり消費」も、節約という観点だけではここまで大きな動きになっていないでしょう。家族とのコミュニケーション、内食することで満たされる「家族団らん」のシーンが受けているのだと思います。
MixiやGREEなどのSNSだけではなく、住居でもコーポラティブハウスやルームシェア、ゲストハウスの人気があります。また、フリーマーケットが人気なのは、「人と人のコミュニケーション」ができるからです。料理教室などの習い事だって、同じ趣味を通して、人とつながるということに価値を感じています。
●レイトマジョリティをチェックする
注意してほしいのは、「レイトマジョリティ層」です。ある事象がこの層に浸透したときには、トレンドの後期に達しています。つまり、折り返しの芽がすでに出始めているころです。
普段から、あなたの周囲の人で「レイトマジョリティ層」にあたりそうな人をウォッチしておいてください。彼らが、そのようなものに反応を始めたときには「逆のトレンド」の仕込みを開始し、そして、「ラガード層」に普及し始めたときには、舵を切るようにするのです。
●「減らすこと」に価値がある時代へ移行中?
時代が複雑になると、振り子が振れてシンプル化を求める人が多くなってきます。
高カロリーが価値だった時代から、省カロリーが価値になる時代にますますなりそうだと予想できます。
●企画のプレゼンテーションとは、いかにこの企画を通して課題解決ができ、ハッピーエンドが迎えられるかのストーリーを伝える行為



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