【書評】Googleからビジネスを学ぶ、混迷の時代を勝ち抜く5つの教訓―ビジネスで大切なことはすべてGoogleが教えてくれる | 鹿田尚樹の「読むが価値」

2011年02月09日

【書評】Googleからビジネスを学ぶ、混迷の時代を勝ち抜く5つの教訓―ビジネスで大切なことはすべてGoogleが教えてくれる

110209-01.jpg

"ビジネス"の見本といえば、以前はトヨタやソニーといった企業が学びのモデルになっていましたが、時代は変わり、現在では"アップル"や"グーグル"から学んでみようというケースが増えているそうです。

中でも"グーグル"という会社は、アップルやザッポスといった今をときめく大企業、さらにはアメリカ大統領オバマ氏までもが、ビジネスのモデルケースとして多くのことを学んでいるのだそうです。

そんなグーグルは、なぜ誕生から10年あまりで「世界でもっとも成功した企業」となったのでしょうか?ビジネスに携わる人なら、気になりますよね。

そこで今日は……
「Googleからビジネスを学ぶ、混迷の時代を勝ち抜く5つの教訓」をご紹介します。

Googleからビジネスを学ぶ、混迷の時代を勝ち抜く5つの教訓


1, "動詞"ようもないほどシンプルにする
Googleは今、「検索する」という動詞として使われることもあるものです。それは、「Google=検索」というメッセージがシンプルだからです。わかりやすいシンプルなメッセージは、アクションにも結びつきやすいものです。顧客や見込み客に"何をしてもらいたいか"を明確に意識すること。そして、あなたの母親でさえわかるようにシンプルにしましょう。

2. 背中をかいてくれ、君の背中もかいてやるから
グーグルが膨大な情報を整理し、適合性の高い検索結果を表示できる1つの理由は「みんなの力を利用」しているからだと言われています。ページランクという被リンク数を中心とした、ページの格付け機能も「群衆の知恵」を借りた賜物です。常に「群衆が正しい」というわけではありませんが、今の時代に「みんなの知恵を引き出す」ということは、とても大切な教訓になるはずです。

3. 部族を集めて、リーダーになる
人々の溢れかえったウェブの中で、私たちが果たすべき役割というのは「プラットフォームの構築」、つまり「部族」を作ること。そして、その部族のなかで、リーダシップを発揮することである。そういったコミュニティ活動が、最終的にあなたのビジネスを支える強力な援軍になるもの。みんなの力を借りるプラットフォームを作りつつ、コミュニティに真摯に正直に向かいリーダーシップを発揮しましょう。

4. そばにいれば、愛される
なぜ、グーグルは「無料でWi-fiの提供」を行ったり、「独自の携帯の販売」をしたり、「無料でハードウェアを提供」するのか?それは、常にオーディエンス(ユーザー)の近くにいたいと思うからだ。ユーザーを招くわけではなく、自らがユーザーに近づく(そばにいる)ことが、自然と愛され、常に選択肢の1つに選ばれる理由になっているものです。なるべく、ユーザーのそばにいるようにしましょう。

5. 決して邪魔をしない
グーグルの小さなテキスト広告は、巨大で精巧なグラフィック広告よりも、数十倍、数百倍もクリック率が高い。その理由は、おそらく「タイミングがよかった」からだ。タイミング良く、その場所にいられるには「邪魔をしない」ことが大切。常に「自分が自分が」とでしゃばってはいけないのである。アクションを起こしてもらいたいがために、適切なタイミングを無視して「邪魔をする」ことだけは決してしないようにしましょう。

まとめ


私も7〜8年前から、検索は常に「Google」を使いますが、あのシンプルさと速さが何より好きで使い始めました。

こうして「ビジネスを成長させるために」という目的(視点)でグーグルを見たのは初めてですが、「シンプルがいちばん」や「みんなの知恵を利用する」なんていうのは、現在のユーザーの思考やビジネスモデルの作り方に参考になることが多いのではないかな、と思って読んでおりました。

ウェブがこれだけ発展した現在ですから、ウェブ的な発想をビジネスに持ち込むということも、大切なのではないでしょうか?

ある経営者の方に薦められた?渡された?ので読んでみましたが、「グーグルらしさ」を少しでも参考に、ウェブ活動に活かしていきたいと思います。

今回の「5つの教訓」は、アロン・ゴールドマン著『ビジネスで大切なことはすべてGoogleが教えてくれる』からの抜粋です。事業に携わる人はもちろん、ウェブサービスを立ち上げたり、運営している人にも参考になることが多いはずです。
ビジネスで大切なことはすべてGoogleが教えてくれる
ビジネスで大切なことはすべてGoogleが教えてくれるアロン・ゴールドマン 千葉 敏生

日本実業出版社 2011-01-26
売り上げランキング : 5827


Amazonで詳しく見る
by G-Tools


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。