2008年06月04日

『アライアンス仕事術』@平野敦士カール

1の力を10倍にする アライアンス仕事術

どうも鹿田です。

本日の一冊は平野敦士カール氏の新刊のご紹介。
『1の力を10倍にする アライアンス仕事術』

本書は「1人では不可能なこと」を「他人を巻き込んで実現する」仕事術『アライアンス』という新しい言葉を使って見事に言語化した。

昨年は本田直之氏の『レバレッジ』が注目されたが、今年は『アライアンス』の年になる!私はそう思う。

とにかく本書は必読!

「抜きん出る人」ではなく「助けてもらえる人」になる。


いや、「助けてもらえる人」だからこそ「抜きん出る人」になってしまうのである。

ということで、いってみましょう!

『1の力を10倍にする アライアンス仕事術』

レッツラ!ゴー!



『レバレッジ』『グーグル化』以来の『アライアンス』

去年は本田直之氏の『レバレッジシリーズ』がビジネス書界に旋風を起こし、また勝間和代氏の『効率が10倍アップする新・知的生産術 ― 自分をグーグル化する方法 ―』が爆発的にヒット。

ただ今年は「仕事術」系に、まだあまりピンとくるものがなかったので今か今かと思っていたら・・・

本書が『アライアンス』という新しい言語化を使って「他人を巻き込んで実現する」という以前からあった概念を素晴らしく編集し出版された。

本書の核は、

・「1人では不可能なこと」を「他人を巻き込んで実現すること」

・「人に助けてもらえる人になる」こと


この2点である。


1人でやろうとして「できないからあきらめよう」と挫折

多くの個人が自分のサービスやアイデアを元に起業しようとしてしっぱいする 原因がコレ。

1人でやろうとして「できないからあきらめよう」と挫折してしまうか。

あるいは、1人の弱い力で実現できないなら、大勢の力を借りてやりきってしまうか

その差である。


多くの方が「自分の利益」に固執して「アイデア」を囲い込み、発展できずに終わってしまう。

本書の『アライアンス』的発想で考えれば、

自分の目的を提示し、同じ方向性を向いている人を、かかわり方はどうあれ、巻き込んでいく。

そうして自然発生的に、「実現を助けてくれる人」をあつめていくのが「アライアンス」という発想なのです。


・「1人では不可能なこと」を「他人を巻き込んで実現すること」

『アライアンス』的に言えば、これが正解なのだ。


『アライアンス』的発想の『アマゾンキャンペーン』

先日「アマゾンキャンペーン」の情報を集めた『アマゾンキャンペーン』というサイトが始まりました!という記事を書きました。

実はよく考えてみれば、これも「アライアンス」の結晶なのです。

鹿田は「アマゾンキャンペーン」の情報が知りたい!

この一言をきっかけに、

「じゃあ、システムを作ろう!」

「情報を集めよう!」

「みんなでスタートしよう!」


ということで、「アマゾンキャンペーンを知りたい!」という目的を共有しながら「システムができる人」「アイデアをまとめられる人」「情報を提供できる人」が自然発生的に集まり「アライアンス」が動き始めたのです。

「アライアンス」というのは「個人のアイデア」「活動」「フルレバレッジ」を掛けられる思考のフレームワークなのです。


**********


ということで、6月4日の誕生日を記念して(笑)、ご紹介したのは本書。

『1の力を10倍にする アライアンス仕事術』です。

『レバレッジ〜〜』や『グーグル化』、今年で言えば『新・目標達成法』(小宮一慶・著)に勝るとも劣らない一冊

ただ前記の書籍(講談社・ダイヤモンド社・大和書房)に比べてゴマブックス社という出版社バリューが少ない分、書店で目に付きづらいかもしれません。

しかし、見つけたら「即購入!」すべし!

ちなみに鹿田も昨日、武蔵小杉駅構内の書店で購入しましたが、出たばかりの新刊なのに・・・

「棚に一冊」(汗)


「新刊コーナー」とかあるので、そこに「平積み」しておいといてください(願)


諦めかけて帰る間際に「あっ、あた」と発見。思わず声、でました。

本書の「装丁」も大変に鹿田好みで長く本棚における一冊になりそう。

今年のキーワードは『アライアンス』です!

是非、読んでみてください!

必読推薦です!

<著者ブログ>
◎1の力を10倍にする☆アライアンス仕事術☆
http://ameblo.jp/mobilewallet/

1の力を10倍にする アライアンス仕事術

【鹿田メモ】

・なぜ素人の私が「お財布ケータイ」を実現できたか?
→「アイデアの中に大勢の人を巻き込み、助けてもらえたから」

・「アライアランス仕事術」の根本に流れるもの
→「自分にその知識がないのだったら、わかる人に助けてもらえる人間になる」


【1章 アライアランスで仕事も人生も劇的に変わる】


・「アライアランス」=「同盟」「連合」という意味

・「アライアランス仕事術」の本質
→「1人では不可能なこと」を「他人を巻き込んで実現すること」

・1つそこに連なる理由
→目的とする方向性が「一致」していること
→相手にも「メリット」があること

・1人でやろうとして「できないからあきらめよう」と挫折
→あるいは、1人の弱い力で実現できないから、大勢の力を借りてやりきってしまうか?

・「プラットフォームを作った者」が最後には一番トクをする

・21世紀の勝者となるのは、「プラットフォーム型のビジネスモデル」を成し遂げた企業
→「プラットフォーム」とは、「アライアンスできる場」を提供するというもの。
(グーグル、MS、楽天、サイバーエージェント、ローソン、イオン)

・場を提供し、基本的にはユーザーや顧客の為のアイデアを自然発展にまかせ、それで構わない。
→ユーザーたちがそれを勝手に進化させてしまう。

・あなたはどれだけ、人に「場」を提供することができるか?

・個人や1つのプロジェクトでも、プラットフォームをつくり、アライアンスを広げて行った者が成功する時代

・「人が巻き込まれること」によって、単なるアイデアが実現可能なものにかわっている。


【2章 アライアンス・シンキング】

・「抜きん出る人」ではなく「助けてもらえる人」になる。

・「特許」「ノウハウの囲いこみ」=自分の発案だということに固執している
→100万円の利益が出るプロジェクトを独占するより、100億円の利益が出るプロジェクトの1%のほうが大きな成功。

・参加する人たちは、発案した人のために行動するわけではありません。
→みんな会社のため、そして自分の為に行動する。

・「みんなのアイデアを実現させよう」という「熱い想い」で結ばれていくことによって「巨大なパワー」を生み出す。

・私個人の仕事という「点」での視点
・同士を募り「線」への視点
・会社という「面」への視点
→シフトチェンジしたからこそ、できた。

・アイデアを実現可能な人物と話をすることが一番実現に近くなる。

・これまでと同じであることこそ、最大のリスク
→人間は「そのままでいたい」というホメオスタシス(恒常性)があるため、安住したがる。

・知らない間に作られる「閉じた世界」という自らの壁

・人から情報を集め、自ら考えることで化学変化が起こる

・「ギブ&ギブ&ギブ→テイク」


【第3章 アライアンス情報整理術】


・「アライアンス情報整理術」において、情報は「集めるもの」ではなく勝手に「集まってくるもの」

・情報は自分が咲きに情報発信することによって、自動的にアライアンスした人たちがもってきてくれるようになる。

・「ランチ」こそ、最強の情報収集術

・あなたが必要とする情報をまわりからもらえるようになるには・・・
→「私はこういう人間です」「こういうことができます」「こういう情報がほしい」という発信。

・アライアンス・ランチは必然のビジネスコミュニケーション

・相手の貴重な時間を頂くことに感謝を忘れない。

・人とアライアンスするときは「非効率」のほうを重視する
→「アライアンス情報整理術」の場合、むしろ「無駄でもいいから人に会う」という発想が大切になります。

・メルティングポット理論
→異質な価値観から生まれた異質な情報同士が接触することで、新しい発想が生まれやすい。

・正しい情報や鮮度ある情報に触れるためには「自分で直接触れる」しかない。

・アライアンスの基本は人と人の信頼。


【4章 アライアンス人脈術】

・「味方に引き込む」交渉術のコツは攻め込まないこと
→まるで戦地に白旗を掲げて歩み寄っていく国連のように、最初から「仲間ですよ」という感覚で相手の懐に飛び込んでいく。

・「幸せだから笑顔になるのではなくて、笑顔だから幸せがやってくる」

・アライアンス交渉術の真髄は「楽しむ」「和む」といった「非常にユルイ」もの。

・気がついたら人が集まっている自分の魅せ方
→「デキルひと」よりも「スキのあるひと」
→「切れるヒト」よりも「ちょっと抜けたひと」
→「カッコいい人」とりも「愛嬌のある人」

・アライアンスの弱点は「パワーゲーム」

・「共通の目的がある限り、みんなを仲間にして、敵をなくしていく」


【5章 アライアンス勉強術】

・具体的なアウトプットの場で実践することによって、何をインプットすべきか明確になる。

・勉強の最終目標は「人間力」を身に付けること。


【6章 アライアンス・キャリアアップ術】

・自分がプラットフォームになることで、世界は大きく広がっていく。

・アライアンスが広がれば広がるほど鍵となる人が巻き込まれていき、皆成長していく。
→アライアンスが強化されれば「キャリアを高め」広げる機会はいくらでも増える。
→時にはアライアンスで培った人脈は、どんな資格や実績よりもあるかに強力なアピールとなる。

1の力を10倍にする アライアンス仕事術
この記事へのコメント
鹿田様
はじめてご挨拶させていただきます平野です
いつも参考にさせていただいておりましたがまさか自分の本をこのように取り上げていただけるとは夢のようです
これからも精進をして参りたいと思いますので宜しくお願い申し上げます
末筆になりましたがお誕生日おめでとうございます!^^
Posted by 平野敦士カール at 2008年06月05日 10:34
またまた、良さそうな本を教えていただきありがとうございます☆

アライアンス、いいですね。

早速注文します^^
Posted by どら at 2008年06月05日 13:40
>平野敦士氏カールさん

コメント&お祝いのメッセージありがとうございました。
mixiの足跡を拝見していたので、なんだか「読め〜」といわれているような気がいたしまして(笑)

ブログを訪問していただいていたのですね。
ありがとうございます。

今年は『アライアンス』の時代になります。
素晴らしい本をありがとうございました。


>どらさん

コメントありがとうございます。
「どら書評」楽しみです(笑)

Posted by 鹿田尚樹 at 2008年06月06日 11:20
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