【書評】「読むが価値」な一冊 | 鹿田尚樹の「読むが価値」

2011年03月06日

【健康】春到来!20代の身体を取り戻すための5つのAction

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季節の変わり目というのは、どうしても自分の体型が気になるものです。

夏の直前はもちろんですが、冬に蓄えた脂肪が目に見えて分かる、今の季節も特に気になる時期ですよね。

気温も上がり、身体を動かしてもいいかな?と思える季節になりつつありますが……

そろそろ、身体のことを考えて運動でも始めようという方も多いと思います。

そこで今日は……
「春到来!20代の身体を取り戻すための5つのAction」をご紹介します。

春到来!20代の身体を取り戻すための5つのAction


1. 自分の身体の状態を知る
理想の身体を手に入れようと思ったら、何よりも大切な事は、まず自分の身体の状態を知ること。"インボディ"という、体型分析や筋肉量を知ることができる最新の測定器などがありますので、スポーツジムなどで定期的に利用したいものです。

2. まずは"お腹まわり"から始めよう
実は、もっとも脂肪が付きやすい部位のひとつが「おなか」です。お腹まわりを特に鍛えるトレーニングとして「ドローイン」がありますが、まずは日常で手軽に取り組める「ドローイン」というトレーニングから始めるのがオススメです。お腹まわりは、特に変化の見え易い部分でもあるので、まずは、お腹から理想の自分を目指してみましょう。

30秒ドローイン!腹を凹ます最強メソッド

3. 全身鏡を買う
身体を鍛えるときは、鍛えている部位に意識を向けてトレーニングすることが大切です。自宅でトレーニングする場合、全身鏡があるだけで、効果がグっと変わるものです。常に自分の身体をチェックすることにもつながりますから、まずは全身鏡がを用意しておきましょう。

4. 計画的に「水」を取り入れる
健康になるための一つの方法に、ウォーターローディングというものがあります。これは、水をこまめに飲んで体調を整えていく方法です。水を普段の生活に計画的に取り入れることで、脂肪の代謝を高めたり、食欲をある程度抑えられる、という効果もあるのです。どこでも手軽に飲める水を、こまめに飲み続けるようにしてみましょう。

5. ゆっくりと運動する
運動を無理なく続けるには、急にスタートするのではなく「軽い負荷でゆっくりと」が基本です。1日30分のランニングも、10分×3回でも十分に効果があるので、ゆっくりと走ることからスタートしてみてはどうでしょうか。有酸素運動と、週2回程度の無酸素運動(筋トレなど)が理想的ですが、まずはゆっくりとランニングをしてみることからスタートしてみましょう。

まとめ


花粉症の季節になり外を出歩くのはツライ!と思う部分もありますが、気温も上がり運動をスタートするにはちょうど良い季節が近づいてきましたよね。

今年は東京マラソンに出場できませんでしたが、来年の出場を目指して、個人的にも、そろそろ運動をスタートさせたいなと思っているところです(汗)

みなさんも、まずは「できること」から20代の身体を取り戻すことをスタートしてみてはいかがでしょうか?

今日の「5つのAction」は、阿部貴弘著『20代の自分を取り戻す 理想のカラダのつくり方』からの抜粋です。最近、カラダの脂肪が気になる方はヘルシアを飲む前に、ちょっと読んでみるのもいいのではないでしょうか?  

20代の自分を取り戻す 理想のカラダのつくり方
20代の自分を取り戻す 理想のカラダのつくり方阿部 貴弘

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2011年02月28日

【税金】給与所得者も必見?確定申告までに読んでおきたい税金の本―オススメの3選

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みなさん、確定申告は済みましたか?

私は去年、締切ギリギリまで掛かってしまったのですが、今年は週末を利用して、なんとか書類を揃えることができました。

確定申告の書類を揃える中で、「サラリーマンでも必要経費が認められるのかぁ」や「還付金が早く戻ってくる方法があるんだぁ」など、新しい発見もいくつもあったものでした。

私もあまり得意ではありませんが、"給与所得者"でも、税金の基礎知識くらいは学んでおきたいものですよね。

そこで今日は……
「給与所得者も必見?確定申告までに読んでおきたい税金の本」を3冊ピックアップしてご紹介します。

給与所得者も必見?確定申告までに読んでおきたい税金の本


1. フリーランスを代表して 申告と節税について教わってきました。
―きたみりゅうじ

2005年に発売されて以降「フリーランス・個人事業主」にとっては、まさに"バイブル"として確定申告シーズンに欠かせない一冊となっています。
現在でも多くの書店で、平積みされているケースも多く、給与所得者から個人事業者になった方や、タイトル通り"フリーランス"の方たちにとっては税金のわかりやすい入門書として人気を博しています。

「領収書がない経費はどうしたらいいの?」や「経費って一体どこまで積めるの?」といった、自営業者や個人事業主・フリーランスなら、一度は気になる"税金の仕組み"について、類書がないほど"わかりやすく"解説してくれるというのが本書の特徴です。

5年も前の本なので、今では変更点もいくつかあるかもしれませんが、まずは誰でもわかりやすい入門書としてオススメです。

フリーランスを代表して 申告と節税について教わってきました。


2. 個人事業、フリーランス、副業サラリーマンのための 「個人か? 会社か?」から申告・節税まで、「ソン・トク」の本音ぶっちゃけます。
―岩松正記

…で、2冊目がコチラの本ですが、今回の記事を書くキッカケにもなった本です。

現段階では「個人事業・フリーランス・副業サラリーマン」にとって、もっとも分かりやすい"税金"の本です。特に給与所得者でも、最近"副業"が流行していることもあって、確定申告をする必要がある人も増えてきたかもしれません。しかし、いざ確定申告になると「白・黒」はっきりできない「グレー」な部分にぶつかることも多いものですよね。そんな「グレー」にも対応している本は、意外と少ないもので、これってぶっちゃけどうなの?という疑問が次々と解消していく本でした。

ちなみに私は書籍の印税や、講演料・原稿料などがありましたが、そのなかの「印税収入」が"変動所得"と呼ばれるもので、ある一定の条件に当てはまっていれば、税金の負担を軽くしてもらえるのだということを初耳で知りました。

プロ野球選手のように、1年あたりの年棒が劇的に変わるような人は少ないと思いますが、「税金のことは、知らない人が悪い」と言われる"税"の世界では、こういう豆知識もしっておくと必ず役に立つこともあるはずです。

税金に関する"へぇ"の宝庫でした。特に私のような"税金音痴"には、かなりお役立ちな一冊です。

個人事業、フリーランス、副業サラリーマンのための 「個人か? 会社か?」から申告・節税まで、「ソン・トク」の本音ぶっちゃけます。


3. すべての日本人のための 日本一やさしくて使える税金の本
―久保憂希也

3冊目は"税金"について、"小説"に近いスタイルで、分かりやすく解説してくれる本です。

配偶者がアルバイト・パートに出るときに「103万円の壁」(*追記参照)があるというのは知っていたのですが、それも少しずつ制度に変化があり、今はたとえ103万円を超えたとしても、働くことで課される税金によって「手取り」が少なくなる、ということも解消されてきているそうなので、「103万円の壁」はもうなくなっているそうです。

代わりに、税金ではなく、社会保険で"配偶者の扶養から外れる"ということで、手取り額が減る「130万円の壁」というのがあるそうです。よくある誤解だそうですが、知っておかないと色々と"お金"に直結するものですよね。さすがに、元国税勤務の方が書いているだけあって、色々と分かりやすかったです。

税金の細かいことはいいけど、本質的なことをサクっと知りたい!という人には非常に取っ付き易い税金の本になっています。

*追記:家計を助けるため仕事をする際に、給与所得が"103万円"を超えると、配偶者控除が出来なくなる。そのため、一気に所得税が増える可能性があるので収入を調整しようとすること

すべての日本人のための 日本一やさしくて使える税金の本

まとめ


給与所得者だとほとんど関心がないかもしれない"確定申告"と"税金"ですが、税金は切ってもきれない存在なので、やはり必要なことは知っておいたほうがいいものです。

先日、知人が「確定申告の還付金って、自営業者にとってはボーナスみたいなもんだよねぇ」と飲みながら話していたのですが、何も知らない人は多くの場合、随分と損をしているものだそうです。人それぞれかもしれませんが、還付される税金があるのであれば、少しでも多く還付された方が嬉しいですよね。

サラリーマンでも副業をする方が増えてきて、そろそろ確定申告の締切が気になっている方も多いと思いますが、そんな時は、ぜひ上の3冊を参考にしていただければと思います。

2011年02月21日

【説得】"へぇ"と納得感のあるプレゼンにするための5つのPoint

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3日後に講演する機会が迫ってまいりました。はい、やばいです(笑)

本を出したことをキッカケに、講演をする機会も増えてきましたが、そろそろ"ちょっとだけ"でもスキルの向上を図りたいと思っております(汗)(

単なる"説明"で終わらない、ちょっとした「へぇ」という納得感も感じるプレゼン。そんなプレゼンをするには、どうしたらいいのか気になっていたところ。

そこで今日は……
「"へぇ"と納得感のあるプレゼンにするための5つのPoint」をまとめてみたいと思います。

"へぇ"と納得感のあるプレゼンにするための5つのPoint


1. "手垢のついた表現"を避ける
分かりやすい解説でお馴染みの池上彰さんは「"手垢のついた表現"では何も語っていないのと同じ」と著書に書かれています。たとえば「仕事を効率的にするには、書類の整理を上手く行うことだ」というのは、あまりに当たり前すぎて、何も語っていないのと同じだということです。自分が行うプレゼンの前に、今から伝えるメッセージが"当たり前すぎる"か"手垢のついた表現"か、一歩引いて考えてみるといいでしょう。

参考:相手に「伝わる」話し方―池上彰(著)


2. 二つは一つ
話の内容により説得力を与えるために「二つは一つ」という論法が使われることは多いもの。これは「異なると思われているものが、実は一つの理論で説明できる」ということ。一見、全く異なる事象のことでも、実は同じ原理で説明できる、となれば、多くの人が興味を惹かれる話になるものです。「りんごが木から落ちる」のも「月が地球を回る」のも、実は同じ力で説明できる、、、ということや、ハリウッドの人気映画には、実は不変のストーリーの構造がある(三つは一つ、四つは一つ、にもなる)など、一見異質なモノが繋がった瞬間に「へぇ」という面白さと納得が生まれるでしょう。

参考:「超」文章法―野口悠紀雄(著)


3. メタファーは万言にまさる
どんな話(プレゼン・スピーチ)でも、すべてのものを結びつけ、共鳴させるテーマやイメージ、フレーズや旋律があれば、まさに鬼に金棒。大切なことを伝える際に、ポイントを並べるだけよりも、1つのストーリーや、印象深いメタファーを用いることができれば、説得力があり、心に残る話になるものです。貴重な時間を費やしても、心に残るメタファーがないか、考えてみるようにしましょう。

参考:セクシープロジェクトで差をつけろ!―トム・ピーターズ(著)


4. 失敗談を入れる
スピーチの名人とも言われる田中角栄元首相は、聴衆に対して話をする際に、必ず"2回の失敗談"を入れたそうです。どんな話でも、頭ごなしに言われては納得できないのですが、自分の失敗談を語ることで"聞き手の心理的なハードル"を下げることができるそうです。話の冒頭や途中に、失敗談を取り入れてみましょう。

参考:小沢選挙に学ぶ 人を動かす力―野地秩嘉・小塚かおる(著)


5. 悪役を作る
冒険物語には必ず「悪役」が登場するものです。それは、主人公の存在を際立たせるためですが、プレゼンやスピーチでも使える方法です。自分の主張の「対立概念」や「反対概念」を用いて、より説得力のある構成にしてみましょう。「ゴリアテがいなければ、ダビデもただの人」だということです。

参考:仕事はストーリーで動かそう―川上徹也

まとめ


今日たまたま観たテレビ番組の中で『これからの「正義」の話をしよう』のマイケル・サンデル氏が登場していました。

サンデル教授の話はとても分かりやすく、説得力に溢れた話をされていましたが、今日この記事でご紹介した「2つは1つ」という論法を使われていたようなので、ちょっと「説得力のある話し方」について考えてみようと思ったところでした。

必ずしも、すべてのポイントを1回のスピーチやプレゼンで使えるかわかりませんが、個人的な備忘録として、今週の講演での活用を心がけて望みたいと思います。

【選書セミナー】読書の達人直伝!速く読めて忘れない『10分間リーディング』(2月24日19:00〜)秋葉原ビジョンセンター

2011年02月12日

【選書】2010年の"Best of ビジネス書"って何?―2010年に読んだ本の中からオススメの16選

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2010年の"Best of ビジネス書"って何?

…ということを決めるべく、某所より「2010年の出版書籍の中からビジネス書のオススメを"3冊"教えてください」というご依頼がありました。

とは言いましても……
「ビジネス書を3冊選べ!」と言われても、なかなか難しいのですよ。

売上?インパクト?学びの多さ?はたまた、しがらみ?(笑)
明確な基準も特にないので、一体どんな基準で選べばいいのか、なかなか難しい判断を迫られております。

ということで、今日は……
2010年を振り返りつつ、"Best of ビジネス書"の候補を「"翻訳書"部門」「"名門大学"部門」「"ベストセラー"部門」「"私的選書"部門」「番外編@A」と、カテゴリ分けをして、いくつか挙げてみたいと思います。

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2011年02月09日

【書評】Googleからビジネスを学ぶ、混迷の時代を勝ち抜く5つの教訓―ビジネスで大切なことはすべてGoogleが教えてくれる

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"ビジネス"の見本といえば、以前はトヨタやソニーといった企業が学びのモデルになっていましたが、時代は変わり、現在では"アップル"や"グーグル"から学んでみようというケースが増えているそうです。

中でも"グーグル"という会社は、アップルやザッポスといった今をときめく大企業、さらにはアメリカ大統領オバマ氏までもが、ビジネスのモデルケースとして多くのことを学んでいるのだそうです。

そんなグーグルは、なぜ誕生から10年あまりで「世界でもっとも成功した企業」となったのでしょうか?ビジネスに携わる人なら、気になりますよね。

そこで今日は……
「Googleからビジネスを学ぶ、混迷の時代を勝ち抜く5つの教訓」をご紹介します。

Googleからビジネスを学ぶ、混迷の時代を勝ち抜く5つの教訓


1, "動詞"ようもないほどシンプルにする
Googleは今、「検索する」という動詞として使われることもあるものです。それは、「Google=検索」というメッセージがシンプルだからです。わかりやすいシンプルなメッセージは、アクションにも結びつきやすいものです。顧客や見込み客に"何をしてもらいたいか"を明確に意識すること。そして、あなたの母親でさえわかるようにシンプルにしましょう。

2. 背中をかいてくれ、君の背中もかいてやるから
グーグルが膨大な情報を整理し、適合性の高い検索結果を表示できる1つの理由は「みんなの力を利用」しているからだと言われています。ページランクという被リンク数を中心とした、ページの格付け機能も「群衆の知恵」を借りた賜物です。常に「群衆が正しい」というわけではありませんが、今の時代に「みんなの知恵を引き出す」ということは、とても大切な教訓になるはずです。

3. 部族を集めて、リーダーになる
人々の溢れかえったウェブの中で、私たちが果たすべき役割というのは「プラットフォームの構築」、つまり「部族」を作ること。そして、その部族のなかで、リーダシップを発揮することである。そういったコミュニティ活動が、最終的にあなたのビジネスを支える強力な援軍になるもの。みんなの力を借りるプラットフォームを作りつつ、コミュニティに真摯に正直に向かいリーダーシップを発揮しましょう。

4. そばにいれば、愛される
なぜ、グーグルは「無料でWi-fiの提供」を行ったり、「独自の携帯の販売」をしたり、「無料でハードウェアを提供」するのか?それは、常にオーディエンス(ユーザー)の近くにいたいと思うからだ。ユーザーを招くわけではなく、自らがユーザーに近づく(そばにいる)ことが、自然と愛され、常に選択肢の1つに選ばれる理由になっているものです。なるべく、ユーザーのそばにいるようにしましょう。

5. 決して邪魔をしない
グーグルの小さなテキスト広告は、巨大で精巧なグラフィック広告よりも、数十倍、数百倍もクリック率が高い。その理由は、おそらく「タイミングがよかった」からだ。タイミング良く、その場所にいられるには「邪魔をしない」ことが大切。常に「自分が自分が」とでしゃばってはいけないのである。アクションを起こしてもらいたいがために、適切なタイミングを無視して「邪魔をする」ことだけは決してしないようにしましょう。

まとめ


私も7〜8年前から、検索は常に「Google」を使いますが、あのシンプルさと速さが何より好きで使い始めました。

こうして「ビジネスを成長させるために」という目的(視点)でグーグルを見たのは初めてですが、「シンプルがいちばん」や「みんなの知恵を利用する」なんていうのは、現在のユーザーの思考やビジネスモデルの作り方に参考になることが多いのではないかな、と思って読んでおりました。

ウェブがこれだけ発展した現在ですから、ウェブ的な発想をビジネスに持ち込むということも、大切なのではないでしょうか?

ある経営者の方に薦められた?渡された?ので読んでみましたが、「グーグルらしさ」を少しでも参考に、ウェブ活動に活かしていきたいと思います。

今回の「5つの教訓」は、アロン・ゴールドマン著『ビジネスで大切なことはすべてGoogleが教えてくれる』からの抜粋です。事業に携わる人はもちろん、ウェブサービスを立ち上げたり、運営している人にも参考になることが多いはずです。
ビジネスで大切なことはすべてGoogleが教えてくれる
ビジネスで大切なことはすべてGoogleが教えてくれるアロン・ゴールドマン 千葉 敏生

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2011年01月30日

【文章術】文章を"書き続ける"ために必要な4つのこと―ワインバーグの文章読本

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「文章を書く」ことも大変ですが、「文章を書き続ける」ことも意外と大変なものですよね?

私もブログや書籍の執筆で、文章を書く機会が多いのですが、「書く」も「書き続ける」も同じようにたくさんの悩みがあるものです。

飽きずに書き続けることが出来て、なおかつ、分かりやすく伝わる文章を書き続けるためには、どうすればいいのでしょう?

そこで今日は……
「文章を"書き続ける"ために必要な4つのこと」をご紹介します。

文章を"書き続ける"ために必要な4つのこと


1. 一度にひとつのことだけを書かない
一度にひとつのことに絞って書くことは、一見効率的に見えるものだが「行き詰まり」(ライターズ・ブロック)を生み出すことも多いもの。常に1つのテーマしか持ってないと、日常の生活から得られるヒントを素通りしてしまうことも多いものです。完成・未完成を問わず、興味があるテーマであれば、途中まででも(タイトルだけでも)文字にして書いておくようにしましょう。

2. 他人の反応よりも、自分の反応に"反応"する
他人が何に反応するか、読者が何に反応するか、ということはほとんど重要なことではありません。最も大切なのは、自分が何に反応するかということです。自分が非常に興味を持って、書いたものが多くの人々に共鳴することもあれば、他人にとって全く価値のない場合もあるものです。しかし、文章を書く前に、他人の反応に"反応"していては、常に「書き手の苦悩」に陥ってしまいます。人の反応ではなく、自分の「興味」に反応するようにしましょう。

3. 書き出しを決めておく
文章を書くときに見事なスタート(書き出し)が切れれば、かなりの距離を楽しく書くことができるものです。問題は「書き出し」が上手くいかないときはどうすればいいのか?ということ。そのときは「質問から始める」や「なぜ(動機)から始める」(なぜ、○○は〜〜なのか?)または、引用文から始めるなど、いくつかの型を作っておくと、書き出しに失敗することも減るでしょう。

4. 一にも二にも集めること
材料がないのに、料理を作れる料理人がいないとの同じように、アイデアがないのに文章を書き続けられるひとはいないもの。アイデアの欠片が集まっていれば、あとはそれを並び替えるだけで書くことはできるものです。スランプなく書き続けていこうと思うなら、「書く」よりも「集める」ことに、もっと意識的に取り組んでいきましょう。

まとめ


そういえば、以前、作家の中谷彰宏さんに「本を書いている時に、常に新しい作品が生まれる」ということを教えてもらったことがあります。

中谷さんには「ライターズ・ブロック」(作家の行き詰まり)は無縁だと思いますが、そうやって生まれたアイデアを並行して、いくつもの作品をつくっていることもポイントなのかもしれませんね。

それから「知っていること」よりも「興味があること」を優先して書くほうが、やはり書き続けるためには大切なのだそうです。

当たり前なのかもしれませんが、自分の「興味」こそが、最大の原動力。「飽きない」ためにも、自分のワクワクする興味を大切にしていきたいものです。

今回の「4つのこと」は、シェラルド・M・ワインバーグ著『ワインバーグの文章読本』から、気になった部分をいくつか抜粋したものです。ワインバーグ氏と言えば『ライト、ついてますか』など技術書から、プログラマーの心理書まで40冊余りの著作を残している非常に有名なコンサルタントの1人です。作家の卵だけでなく、レポートや企画書などの課題を前に、頭をかかえている学生や社会人まで、文章を書く(楽しく)ことを教えてくれる一冊です。
ワインバーグの文章読本
ワインバーグの文章読本Gerald M. Weinberg ジェラルド・M・ワインバーグ G.M.ワインバーグ 伊豆原 弓

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2011年01月26日

【書評】10人中9人に嫌われてもいいから、残りの1人に興味をもってもらう―GIGAZINE 未来への暴言

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久しぶりにゆっくりと本を読みました。でもって、かなり面白かったのでご紹介します。

『Gigazine 未来への暴言』は、"日本で最も読まれているモンスター・ニュース・サイト"である、GIGAZINE(ギガジン)の編集長・山崎恵人氏が、ネットメディアを通じて、現在、そして未来に、一体何を感じているかということを綴った本です。

とにかく「日本一のブログメディア」であるギガジンの中の方が、一体どんなことを考えているのかということに興味があり、手にとってみたわけですが、「そうなんだ」「やっぱりな」と共感できるもの、そして「なるほど」と想像以上に興味深い視点が詰まった一冊になっていました。

ネットでメディアを運用している人にとっては、とても参考になるもの、したいものがかなり凝縮されているのではないでしょうか?

以下、個人的に気になった部分をいくつかご紹介します。

・10人中9人に嫌われてもいいから、残りの1人に興味を持ってもらう
インターネットをメディアとして考えた場合、100人のうち99人に嫌われても無視されてもいいから、たった1人にリーチすればそれで十分、というわけです。極端な話、1000人のうちたった1人でも、パソコン経由のインターネットであれば3万人です。(*日本のインターネット人口はパソコン経由で3000万人程度)

面白い特徴として、ポジティブなコメントを残す人はあらゆることについて大抵ポジティブな反応をしており、ネガティブなコメントを残す人はあらゆることについてネガティブな反応をしている、という事実があります。結果、あらゆるものについて素直に受け入れている人と、あらゆるものに文句を付けている人とに分けることが可能です。

GIGAZINEくらいの規模になれば、メディアとしてかなり大規模ですから、マスメディアのように「たくさんの人に好かれる」「なるべく嫌われない」というような方向を目指す可能性もあるわけです。

しかし、「無難で面白くないものが多い理由がまさにこの全方向美人を目指す方向性によって形つくられてきた」と書かれているように、10人中9人に「嫌われない」ような"お付き合い的"な在り方が、逆に「無難で面白く無い物」を作り、結果として誰からも好かれないようになってしまうのではないか?ということですよね。

「あ〜、あるある」と割と有りがちな落とし穴なわけですが、私も色々と心当たりのあるところで、自戒を込めて読んでいたわけです(汗)

詳しくは本書を読んで感じたり、考えたりして頂きたいのですが、GIGAZINEのような規模ではなくても、ブログなどのメディアを運営・活用している者としては「10人中9人に嫌われてもいいから、残りの1人に興味をもってもらう」ということについて、改めて意識を向けてみる必要があるのかもしれませんね。

個人的には結論に繋がる「無料であるものに対価を払うという時代」という部分に、深く共感しつつ読んでいたので、興味があれば、みなさんも読んでみるといいと思いますよ。ネットを通じて活動をしている一人として、とてもオススメしておきたいと思います。
GIGAZINE 未来への暴言
GIGAZINE 未来への暴言山崎恵人

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2011年01月12日

【片付け本】身の回りの整理は、まず、"捨てる"を終わらせる

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気がついたら、2011年にも突入したということで、色々と部屋の片づけをしておりました。"部屋の片付け"が大切なことはわかっているのですが、片付けって、なかなか捗らないものですよね。

そんな"部屋の片付け"なわけですが、「片付け」と言っても、実は"片付け"には2つの意味がありますよね。

1つは「捨てる」こと。"整理"ですね。
もう1つは「整える」こと。"整頓"ですね。

個人的には「整理整頓」が大の苦手なので、どうやったら部屋をキレイに片付けることができるのか…と、本気で気になって本を読んでいました。

人生がときめく片づけの魔法―近藤麻理恵


この本では"片付けの基本"は「"捨てる"を終わらせる」ことが、いかに大切かということを筆者の経験と事例を踏まえて紹介していますが、「捨てる」の徹底ぶり(述べ100万個以上のモノを捨ててきた人生)が半端じゃない!

1. 書類は全捨てが基本
結論を言うと、書類は「全捨て」が基本です。書類の管理は、基本的に難易度の高い作業ですから、「今、使う」「しばらく必要」「ずっと必要」と、この3つに該当しないものはどんどん捨ててしまいましょう。

2. まずは洋服から捨てる
部屋の片付けを効率的に始めるなら「衣類」から取り掛かること。衣類は、本や書類・小物に比べて「残すor捨てる」の判断がしやすいからです。間違っても、思い出の品や小物類の片付けから始めないようにしましょう。

3. "過去に対する執着"を捨てる
モノを捨てられない原因は、実は2つしかありません。「過去に対する執着」と「未来に対する不安」。何を持つのかは、まさにどう生きるかと同じこと。過去や未来にとらわれ過ぎずに、今輝ける自分になるためにも、モノに埋もれる生活から抜け出しましょう。

まとめ


この本を読んで感じたのが、部屋の片付けが苦手な人って「何かを手放す」ことに不安を持っているのかもしれないのですね。数年前に着ていたお気に入りのジャケットを、今でも大切に保管していた私は「過去に対する執着」があったのかもしれません(汗)そのジャケットでデートが上手くいった経験とか?(笑)

私は早速に「片付けの魔法」を使って、ゴミ袋6袋分のモノを捨てましたが、部屋の雰囲気がガラッと変わりましたよ。あぁ、こんなに明るかったんだな…壁が。って。

片付いた部屋で心機一転するとともに、"捨てる"を通じて自分の過去と向きあうことは、意外なほどに充実するものです。

年末の大掃除も出来なかったけど、キレイな部屋にして、仕事もプライベートもスッキリとするぞ、という方には、ぜひともオススメします。
人生がときめく片づけの魔法
人生がときめく片づけの魔法近藤 麻理恵

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2010年11月19日

【ハーバード"伝説の授業"とは?】あなたの人生に幸運を呼び込むための6つの教え

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世界最高学府と言われる"ハーバード大"の学生たちを
「最も熱狂させた授業」と言われるのが、タル・ベン・シャハー氏の授業だそうです。

彼は「人間がよりよく生きる」ことに焦点を当てた"ポジティブ心理学"の第一人者ですが、その授業では一体どんな"教え"が行われているのでしょうか?

そこで今日は……
「あなたの人生に幸運を呼び込むための6つの教え」をご紹介します。

あなたの人生に幸運を呼び込むための6つの教え


1. 感謝をする
毎日1〜2分、感謝する時間を取ることは思いもかけない効果をもたらします。感謝をすると、人生を肯定的に考え、幸福感が高まり、人々はよく眠れるようになり、より多く運動し、身体的な不調も、精神的な不調もいい方向へと変化します。毎晩、自分や家族に「今日、何か面白いことはあった?」と感謝に目を向ける質問をしてみるようにしましょう。

2. 運動をする
心の健康は大いに運動に関係するものです。うつ病と診断された患者の大半にとって、週3回、1回30分間の運動を行うことは、抗鬱剤を服用するのと同じような効果という研究結果もあります。人間は身体を動かすように出来ているものです。1日10分のウォーキングからでもいいので、運動を始めてみましょう。

3. 困難から学ぶ
人生で幸福を感じるためには「不安のない状態」ではなく、「価値ある目標のために努力する」ということが必要です。そして、その目標の達成には必ず"困難"が待ち構えています。人生における楽しみは"困難がある"からこそ、真の生きがいや楽しみに繋がるのです。困難を避けようと思うのではなく、困難を克服する(困難から学ぶ)ことに意識を向けてみましょう。

4. すべてをシンプルにする
私たちはたくさんの活動を日々の生活に押し込むことによって、忙しくなりすぎています。現代の多忙な競争社会を解決する特効薬はありませんが、実は、するべきことを減らしてシンプルにしても、成功や幸福は妨げられるわけではないのです。時間の使い方を見なおして、やめられること、減らせることを考えて、すべてをシンプルにするようにトライしてみましょう。

5. 安全圏から出る
ウォルト・ディズニーの言葉にこんなものがあります。
物事をはじめるには、話をやめ、行動を開始することだ

何か新しいことにチャレンジをすることは、今いる安全圏(コンフォートゾーン)を超えることを意味します。しかし、安全圏を超えて冒険をし、人に助けてもらったり、フィードバックをもらうことで、自分自身に対する考え方をポジティブに変えることにもつながるものです。安全圏から抜けだし、心配しても気にせずに、トライしてみましょう。

6. 感謝を味わう
「男の子なら泣いてはいけない」「気持ちを素直に出してはいけない」と……
子供の頃、嬉しくても悲しくても、感情を隠し、抑えこむことを教わった人も多いのではないでしょうか?イスラエル元首相ゴルダ・メイア氏の言葉ですが…
思い切り泣けない人は、思い切り笑うこともできない

というように、誰かれ構わず気持ちを打ち明ける必要はありませんが、できるだけ感情を表に出す機会がある方が人生は楽しむことができます。自分の感情を変えるのではなく、素直にあるがままを受け入れて、その感情に寄り添うようにしましょう。

まとめ


著者のタル・ベン・シャハー氏は16歳という若さで、スカッシュのイスラエル・チャンピオンにまでなったときにも決して幸せにはならなかったのだそうです。そこから「幸せ」を研究するようになり、多くの「幸せでない人」を観察してきた結果が、本書の52講としてまとめられ、今回はその一部6講をご紹介しました。

彼の一番の目的は「象牙の塔の知識を、街の中に」であり、つまり日々の暮らしの中で生きる知識を提供することなのだそうです。

「当たり前のことじゃん」と感じるシンプルな教えかもしれませんが、私も今回学んだ6講を書き留めるとともに、著者の提唱するワークを継続して、仲間と一緒に習慣化する一歩にしてみたいと思います。

今日の「6つの教え」は、タル・ベン・シャハー著『ハーバードの人生を変える授業』からの抜粋です。
ハーバードの人生を変える授業ハーバードの人生を変える授業
タル・ベン・シャハー 成瀬 まゆみ

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2010年11月15日

【習慣化】日々の習慣が人生を変える?まずは"30日間続ける"ために必要な6つのPoint

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誰だって、何かを続けたい。けれど、本当に続けられる人は"ほんの一握り"というのが現実です。

世界的投資家のウォーレン・バフェット氏のこんな言葉があります。
習慣という名の鎖は、抜け出せないほど重くなるまでは、軽すぎて存在を感じることができない

悪い習慣から抜け出せなくなるのは困りますが、良い習慣なら、誰しもが、ぜひとも身に付けたいと思うものです。

「良い習慣」を身に付けるためには、まずは30日間くらい「続ける」ことが必要ですよね。良い習慣を身に付けているひとは、どうやって最初の30日間に「続ける」ことに成功したのでしょうか?

そこで今日は……
「日々の習慣が人生を変える?まずは"30日間続ける"ために必要な6つのPoint」をご紹介します。

日々の習慣が人生を変える?まずは"30日間続ける"ために必要な6つのPoint


1. 1つの習慣に絞る
欲張って2つ以上の習慣を定着させようとすると、失敗する可能性が高まります。ダイエットなら「食事制限と運動」という要素がありますが、まずは1つに絞って(例えば、運動だけ)習慣化するようにしてみましょう。

2. 1つの行動に絞る
ダイエットで「運動する」に絞っても、「毎朝ランニング」「1日10分筋トレ」「駅の階段は歩く」とたくさんの行動ルールを作っても、複雑になり習慣化しにくくなってしまうもの。すべてを実行するのは難しいですから、まずはシンプルでもっとも有効な行動を1つに絞ってトライしてみましょう。

3. 結果にこだわりすぎない
結果にこだわりすぎると、行動のリズムを崩し、失敗してしまいます。結果や目標も大切ですが、習慣化するためには、ある程度、結果にとらわれすぎないようにしましょう。

4. "赤ちゃんの一歩"レベルから始める
習慣化に完璧主義は障害になりやすいもの。小さな一歩でいいので、たとえば「ダイエット」なら準備運動だけでもいいので、あまりハードルを上げずに小さな一歩から始めるようにしましょう。

5. シンプルに記録する
記録というと面倒なイメージがありますが、習慣化には最適なプロセスです。行動を記録することで、定量的にアクションが見えるようになるもの。食べた物、走った距離、学んだ単語数、勉強時間、面倒にならない程度で、自分のアクションをシンプルに記録してみましょう。

6. 変化をつける
習慣化するまでには、必ず「飽きる」というプロセスがあるものです。マンネリ化を避けるためには「変化をつける」ことが大切です。ランニングなら「ルートの変更」をするなど、工夫を加えて変化をつけるようにしてみましょう。

まとめ


「行動」「身体」「思考」によって、必要日数が変わって習慣化に要する日数は変わるのだそうです。
●どれくらい続ければ「習慣化」できるのか?
レベル1(行動習慣)……1ヶ月:勉強、日記、片付けなどをする習慣。
レベル2(身体習慣)……3ヶ月:ダイエット、運動、早起き、禁煙、筋トレなど身体のリズムに関わる習慣。
レベル3(思考習慣)……6ヶ月:発想力、思考力、論理力、性格など、思考・性格に関わる習慣。

勉強や節約などの行動レベルなら、まずは「30日間」続けることができれば、習慣化はできるのだそうです。

日々の積み重ねが人生をつくる、とはよく言われますので、まずは30日間の「継続」から習慣化の一歩をはじめてみるのはいかがでしょうか?

今日の「6つのPoint」は、古川武士・著『30日で人生を変える「続ける」習慣』からの抜粋です。
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